スペイン西部サラマンカの現代美術館DA2で、画家イスマエル・ラガレスの企画展「時間の論理」が始まった。油彩や陶芸を使い、絵の表面に生まれる厚みや立体感を見せる展示だ。入場は無料。美術館による会期は2027年3月7日までで、展示室6と7が会場となる。
絵画と陶芸で見せる素材の表情
DA2によると、ラガレスはスペイン南西部ウエルバ出身。油彩に陶芸を加えながら、素材の豊かさや作品表面のボリュームを追求してきた。今回の展示はセマ・ダコスタ氏が企画を担当し、アウロラ・ビヒル・エスカレーラ画廊が協力している。
地方通信社ICALは、30日に公開された会場には44点の作品があると伝えた。同通信の取材に作家は、展示を三つの部分に分け、大きな身ぶりを感じさせる作品、厚みを増した作品、陶芸を取り入れた作品を配置したと説明している。
同通信によると、作品の多くはこの1年ほどに制作された未発表作で、長さ9メートルの作品もある。会場では絵の具を重ねた面や陶芸の立体的な要素を通じて、素材の違いを見比べられる。作品の具体的な点数や展示内容は、館側の変更があれば変わる可能性もある。
入場無料、月曜は原則休館
DA2の所在地はアベニーダ・デ・ラ・アルデウエラ。美術館の通常案内によると、火曜から金曜は正午〜午後2時と午後5〜8時、土曜・日曜・祝日は午前11時〜午後3時と午後5〜9時に開館する。月曜は休館だが、祝日は例外となる。祝日や年末年始は休館や時間変更の場合もあるため、訪問前に館へ確認したい。
昼と夕方の開館時間の間には閉まる時間があるため、訪問時刻に注意したい。入場が無料でも、関連催しやガイド付き見学は条件を別に確かめたい。
会期については、美術館とICALが2027年3月7日までとする一方、サラマンカ観光局の催し案内には2月末までとの表示が残る。表示の違いの理由は確認できていないため、特に会期末に訪れる場合は施設に確かめたい。
スペインの美術展では、マラガのムンクとピカソの企画展も紹介している。二つの展示は会場も入場条件も異なる。
日本の読者への解説
DA2はサラマンカにある現代美術の展示施設だ。ラガレス展では、絵の具の色だけでなく、素材を重ねて生まれる凹凸にも目を向けられる。通常は昼に一度閉館するため、市内観光に組み込む際は時間を確認したい。

















