マドリードの「サラ・デ・アルテ・ホベン」で、若手作家の作品と制作過程を紹介する無料展「Circuitos 2026」が11月8日まで予定されている。マドリード州の案内によると、火〜土曜は午前11時〜午後2時と午後5時〜8時半、日曜は午前11時〜午後2時。11月1日の日曜日も開場予定で、月曜は休みとなる。
完成作と制作の過程に目を向ける
州によると、この展覧会には、同州在住の35歳未満の作家を対象とした年次公募「Circuitos de Artes Plásticas」で選ばれた10組の仕事が紹介される。展示の題は「Bitácoras. El valor de lo invisible」。完成した作品だけでなく、試行錯誤や制作の過程に目を向ける。
題名の「ビタコラ」は航海日誌を連想させる。州は、この記録帳が作品の生まれるまでの過程を象徴すると説明する。絵やメモ、写真、集めた材料などに目を向け、作品の制作過程をたどる内容だ。
マドリードの文化情報サイト「Pongamos que Hablo de Madrid」によれば、選ばれた10件のうち1件は2人組で、作家は合わせて11人。展示には視覚の知覚を扱うアナ・ダガンソの作品や、日常の空間と記憶を扱うダンダラ・カテテの作品などが含まれる。
文化情報誌タイムアウトの批評は、制作過程に焦点を当てた展示だと紹介。作品には、マドリードを流れるマンサナレス川を題材に、自然や人との関わりを考える映像を用いた作品もあると伝えている。
会期は9月16日からで、今回新たに始まる催しではない。会期や時間は州の現行案内に基づくもので、10月30日の実際の開場や、その後の変更は確認できていない。
日本の読者への解説
会場はアメリカ通り13番。州は最寄りの地下鉄としてアベニーダ・デ・アメリカ駅を挙げている。日曜日は午後2時までで、火〜土曜も午後2時から5時までは閉まるため、訪問時間に注意したい。諸聖人の日にあたる11月1日も、州の案内では日曜の時間帯に開場する予定だ。
マドリード市の観光案内は入場を無料と記載している。州の案内では閉場10分前から退室が始まる。団体による見学には別途予約の案内がある。一般の個人見学の予約条件や当日の混雑状況は確認できていないので、訪問前に会場の最新案内を確認したい。
マドリードの別の無料展として、ダンテの「地獄篇」を扱う展示も紹介している。













