米国は「渡航再考」、イタリアはシェンゲンを一時停止 ― スペイン旅行はいま実際どうなっているのか
セウタへの大量越境から数日で、スペイン旅行をめぐる外部の評価が動いた。米国務省は8月1日、セウタをレベル3「渡航再考」に引き上げたが、スペイン全体はレベル2に据え置いている。イタリアは7月31日にシェンゲンの適用を一時停止し、空港と港で検査を始めた。対象は非EU旅行者に限られ、日本のパスポートはまさにその側に立つ。フランスは陸上国境を強化した。この一週間に決まったことを、旅行者の実務に翻訳する。

スペイン領セウタの移民危機:モロッコの外交カードと欧州右派の政治利用が繰り返す悲劇
北アフリカにあるスペインの飛び地セウタで、再び移民の大量流入が発生した。これは単なる人道危機ではなく、モロッコが西サハラ問題を巡りスペインに仕掛ける地政学的な圧力である。この問題をスペインと欧州の右派が「侵略」と煽ることで、問題の本質が見失われ、EUの結束を弱める悪循環を生んでいる。

スペイン領セウタ、未曾有の移民危機で政府内に深刻な亀裂 国防省と内務省が情報共有めぐり対立
アフリカ大陸のスペイン領セウタに6万人が越境する歴史的危機が発生。サンチェス政権は、情報機関CNIの事前警告の有無をめぐり国防省と内務省が激しく対立する事態に陥った。単なる移民問題ではなく、モロッコの圧力と閣内不和が露呈した複合的危機を深掘りする。

フィゲラスの夜、ダリの潜在意識と対話する:劇場美術館の新たな試み
スペイン、フィゲラスのダリ劇場美術館が、夜間特別公開に合わせ新たなオーディオビジュアル作品を発表。シュルレアリスムの巨匠が探求した夢と潜在意識の世界を、最新のデジタル技術で追体験させる試みは、アートと観客の関係性に新たな地平を拓くものとして注目される。

スペインの地震事情を徹底解説 ― 年9,000回揺れる国の断層・歴史・耐震基準・津波、そして地震保険がいらない理由
7月26日にもグラナダでマグニチュード3.6の地震が起きた。スペインでは年間およそ9,000回の地震が観測され、マグニチュード6以上も18年に1度は起きる。なぜ揺れるのか、どこが危険なのか、1755年の津波から2011年のロルカ地震までの歴史、耐震基準の限界、そして住宅保険に自動で付いてくる地震補償の仕組みを整理する。
その子を救える最初の一人は、あなたかもしれない ― スペインの児童虐待、「全市民の通報義務」と保護のその後
海に入った10分で消えるスマホ ― スペインのビーチ窃盗、手口と対策の完全ガイド2026
今週のスペインを、5分で。
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