マドリードのカナル財団で、ダンテの「神曲」の地獄篇を題材にした無料展示が開かれている。フランスのギュスターヴ・ドレと米国のロバート・ラウシェンバーグが同じ物語を描いた作品を並べる企画だ。主催者によると、会期は2027年1月5日まで。会場はマテオ・イヌリア通り2番地の展示室で、入場は無料だ。

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二つの時代の地獄篇、計111点

展示には19世紀に制作されたドレの木版画76点と、1960年代に刊行されたラウシェンバーグのオフセット石版画35点の計111点が並ぶ。財団は、2人が地獄篇に取り組んだそれぞれのシリーズ全体を初めて一緒に紹介すると説明している。

ドレの劇的な人物や風景の描写に対し、ラウシェンバーグは同じ物語を現代的な視点で表した。スペイン公共放送RTVEは、展示の学芸員への取材を交えて、地獄の最下層に至るまでの作品を紹介している。2人の制作時期にはおよそ1世紀の隔たりがある。

「神曲」の地獄篇は、詩人ダンテが古代ローマの詩人ウェルギリウスに導かれ、九つの圏からなる地獄をたどる物語だ。今回の展示では、一つの文学作品が異なる時代の芸術家にどう受け止められたかを比べられる。財団はカタログの刊行や関連活動も案内している。

財団によると、ドレの作品は19世紀の木版画で、ラウシェンバーグの作品は1960年代のオフセット石版画だ。会場では、ダンテとウェルギリウスの旅を理解しやすくする展示構成が採用されている。両者のシリーズを同じ場所で比較することが、この企画の中心になっている。

無料の入場とは別に、主催財団は予約を扱う見学企画や家族向けの活動を案内している。企画ごとに対象や料金が異なり、通常の展示見学と同じ条件とは限らない。

水曜日は午後3時まで

主催財団の案内では通常、午前11時〜午後8時で、水曜日は午前11時〜午後3時。最寄りの地下鉄駅にはプラサ・デ・カスティーリャがある。一般向けの会期は10月7日に始まった。開館や時間に変更がないか、出発前に財団の案内を確かめたい。

祝日を除く月曜日には午後3時30分と4時15分から無料ガイドも予定されている。財団によると所要約40分、定員はガイドを含め20人。地元メディアは事前予約を案内している。財団の予約欄の表示は取得できず、当日の参加可否と予約枠の空きは確認できていない。

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日本の読者への解説

展覧会そのものの入場は無料だが、財団の案内には有料の団体向けガイドや家族向けワークショップもある。無料の月曜ガイドとは条件が異なるため、申し込む企画を確認したい。マドリードでは、ティッセン美術館の交換展にも通常の月曜無料枠がある。

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