マドリード中心部のエスパシオ・フンダシオン・テレフォニカで開催中の無料写真展「Robert Frank & Los Americanos」が、11月1日(日)に終了する。スイス出身の写真家ロバート・フランクの写真集『アメリカ人』を構成する83点をまとめて見られる展覧会で、5月29日の開幕から最終週に入った。会場はフエンカラル通り3番地の4階。開館は火〜金曜10〜20時、土・日曜と祝日11〜20時で、解説付き見学は事前予約が必要だ。

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83点を写真集の順番で見る

主催者によると、展示は写真集の83点をフランクが選んだ順番に並べる。パリのヨーロッパ写真美術館の協力を受け、デイヴィッド・カンパニーが企画を担当。作品を撮影順に紹介するのではなく、写真家自身が組み立てた本の流れを会場でたどれる構成だ。

同館は、写真のほかにも旅の経路を示す地図、撮影したコマを一覧できるコンタクトシートの拡大版、写真集の歴史的な版を紹介すると案内している。作品の完成形だけでなく、撮影後の選択や編集の過程にも触れられる。

現地紙エル・パイスの5月28日付の会場紹介も、83点の展示と無料の会期を報道した。写真が捉えたのは、1950年代半ばの米国社会にあった孤独や消費、人種隔離など。華やかな繁栄のイメージとは異なる人々の生活に目を向けた仕事として紹介している。今回の案内は新しい開幕発表ではなく、終了前の訪問情報だ。

最終週の開館時間と入場時の注意

日程・項目案内
10月27〜30日10〜20時
10月31日・11月1日11〜20時
入場料無料
会場フエンカラル通り3番地、4階

主催者の展示ページでは、個人向けの解説付き見学は火曜12時・17時、金曜12時、日曜12時に案内され、Eventbriteでの事前予約が必要とされている。解説はスペイン語で、こちらも無料。掲載された時間だけで参加を確約できるわけではないため、予約画面で実施回と空きを確認したい。10人を超える団体にも事前予約が必要だ。

施設の入場規則では、大きさを問わずリュックとスーツケースは持ち込めない。手持ちバッグは40×30×10センチ以内で、体の前に置く条件がある。写真撮影は認められるが、フラッシュと三脚は使用できない。

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日本の読者への解説

展示も解説付き見学も無料だが、解説を希望する場合は予約の条件を確認したい。旅行の荷物を持ったまま立ち寄る場合は、特にリュック類の禁止に注意が必要だ。通常の月曜休館を挟んだ27日から最終日までは、上の時間帯で訪問を計画できる。館内にはエレベーターや休憩スペースもある。市内の別の無料展示は、「文字のないポスター」展の記事でも紹介している。

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