サラゴサの借り手組合「シンディカト・デ・インキリナス」と労組CGT、CNT、OSTAが、11月11日(水)18時にパラニンフォを出発する住宅問題のデモを計画している。26日付の地元メディアが伝えた。全国ゼネストと同じ日の行進で、住宅費や生活費の負担軽減、賃金の改善を求める。今回のデモの主催者と、同日にストを呼びかける労組全体は区別する必要がある。
住宅と賃金を掲げ、18時に出発予定
行進を呼びかけるのは、住宅問題に取り組む借り手組合と3つの労組だ。アラゴン・デジタルとエル・ディアリオのアラゴン版によると、11日のゼネストに合わせてサラゴサでの街頭行動を計画している。出発は現地時間18時で、ストそのものの開始時刻を意味するものではない。
エル・ディアリオによると、呼びかけ側は住宅へのアクセスの難しさに加え、賃金の停滞、物価高、公共サービスの悪化を問題に挙げている。住宅を普遍的な権利として保障するよう求め、職場や地域での組織づくりを通じて参加を広げたい考えだ。
アラゴン・デジタルが紹介した要求には、賃金と年金の引き上げ、労働時間の短縮、立ち退きの停止、住宅や生活必需品の価格引き下げもある。いずれも主催者側の要求で、決定済みの制度変更を示すものではない。
UGTとCCOOも同日のストを呼びかけ
アラゴン・デジタルは、今回の行進をUGTとCCOOは支持しておらず、別の動員を計画していると報じている。ただし、両労組が11日のストそのものに参加しない、という意味ではない。
UGTアラゴンの21日付公式発表では、UGTとCCOOの州組織が、11月11日のゼネストの届出をアラゴンの調停・仲裁機関SAMAに提出し、参加を呼びかけた。掲げる課題は賃金、住宅、物価だ。CGTアラゴン・ラリオハも21日付で同日のゼネストの届出を公表し、OSTAは10月9日付の公式案内で11日の州内ストを呼びかけている。
日本の読者への解説
現地で予定を立てる際は、18時のデモ出発と、ストによる個々の交通・営業への影響を分けて確認したい。今回の行進の告知だけでは、列車やバスが何割動くか、どの便が対象かは分からない。本稿で確認した報道は、サラゴサのデモの全経路や終了時刻を示していないため、出発地点から先を推測することも避けたい。
交通の最低運行をめぐる手続きについては、既報の労組の最低運行案と正式決定の違いも参照できる。利用予定の交通機関や訪問先では、11日に向けて出される個別の案内を確認しておきたい。













