スペイン北東部サラゴサの路面電車1号線で、10月26日(月)6時45分〜8時45分に部分ストが予定されている。運営会社の案内では、この時間帯の最低運行は90%。28日と30日にも別の時間帯でストが組まれ、11月30日までの計画が公表されている。全線が終日運休する予定ではないが、朝の移動に利用する人は、出発前に最新の運行情報を確認したい。
26日は朝、28日は昼、30日は夕方
運営会社は21日付の公式案内に、1号線のスト時間帯と最低運行率を掲載した。今後の10月分は次のとおりで、時刻はすべて現地時間。毎回同じ時間に実施されるわけではない。
| 日付 | 部分ストの時間 | 最低運行 |
|---|---|---|
| 10月26日(月) | 6:45〜8:45 | 90% |
| 10月28日(水) | 13:00〜15:00 | 90% |
| 10月30日(金) | 16:45〜18:45 | 80% |
同じ公式一覧には11月の予定も載っている。最終日の30日は朝・昼・夕方の3つの時間帯が対象となり、朝と昼は90%、夕方は80%の最低運行が示されている。これは21日公表の計画を25日時点で確認したもので、25日に新たに発表されたストではない。
労使交渉が背景、最低運行の水準にも異論
労組OSTAは8日付の声明で、企業別協約をめぐる交渉が行き詰まっているとして、19日から部分ストを始めると告知。10月は月・水・金曜日に実施する計画を示した。賃金の見直しに加え、運転時間や休憩の改善を求めている。
地元報道のエルディアリオが19日に掲載した従業員委員会への取材でも、ストの開始と11月30日までの計画を確認できる。同紙に対し委員会側は、最低運行率が高すぎてスト権を十分に行使できないと主張し、法的に争う方針を示した。これは労働者側の見解で、裁判所が最低運行を取り消したという意味ではない。
運営会社のスト時間帯一覧と労組の告知は、利用者向けの運行措置と労働者側の行動計画という別の立場から出されている。旅行の日程では、ストの有無だけでなく、自分が乗る日の対象時間を確認することが大切だ。
日本の読者への解説
「最低運行90%」は、スト中も維持するサービスの割合を示す案内で、希望する便に必ず乗れるという保証ではない。今回の表も具体的な待ち時間や各停留所の発車時刻までは示していない。朝の予約や列車への乗り継ぎがある場合は時間に余裕を持ち、運営会社の最新案内を確認しておきたい。
ほかの都市へ移動する人は、既報のセゴビア市内バスの部分スト予定も参考にしてほしい。対象路線や最低運行は都市ごとに異なる。













