バルセロナ中心部のカタルーニャ広場周辺で24日夕から夜に起きた騒乱について、カタルーニャ州警察モソス・デスクアドラは25日朝、拘束者が128人に上り、過半数が未成年だったと明らかにした。破壊などの被害を受けた店舗は23店。州警察14人と市警察1人が負傷した。前夜の「約100人拘束、14店舗被害」から集計が拡大した形で、警察は参加者の背景やSNS上の呼び掛けを調べている。

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拘束者と店舗被害の集計を更新

スペインの通信社エウロパ・プレスが25日午前9時6分に伝えた州警察の発表では、拘束者は男性122人、女性6人。同日朝、州警察トップのシルビア・カタ氏もカタルーニャ・ラジオの番組「El suplement」で計128人と説明した。いずれも24日の事件についての集計で、25日に新たな騒乱が起きたという発表ではない。

未成年者の内訳は、同通信社とEFE通信の報道が72人、番組公式ページがカタ氏の説明として73人を記している。ここでは一致する「過半数」として扱う。前夜に伝えられた「約4分の1」とは大きく異なるが、数字が食い違う理由は確認できていない。

23店舗は破壊や略奪などの被害を受けた店の集計で、すべてが略奪されたという意味ではない。消防はごみ箱など都市設備の火災で33回出動したと伝えられている。負傷した州警察官14人のうち4人は勤務を休んでおり、市警察官1人を含めると警察側の負傷者は計15人となる。

SNSの呼び掛けや参加者の背景を捜査

カタ氏は同番組で、TikTokを通じた呼び掛けを警察が追っており、誰が背後にいるのか調べていると説明した。通常の権利要求のデモとは異なるとの見方を示し、組織化されていない若者の集まりでこれほどの暴力が起きたことに驚いたと述べた。これは捜査段階での警察側の説明だ。

カタ氏はまた、拘束者のうち公共秩序を乱す行為の前歴があるのは2人としつつ、別の犯罪の前歴を持つ人もいると補足した。「前歴があるのは計2人だけ」と読み替えることはできない。警察は本人確認を進め、年齢に応じて少年検察や担当裁判所へ送る手続きを進めている。

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日本の読者への解説

今回の続報で変わったのは、前夜からの拘束者数と被害規模の把握だ。拘束された人数を、そのまま有罪が確定した人数や犯罪の件数として読むことはできない。また、23店舗という数字だけでは各店の住所や25日の営業状況、鉄道の運行状況までは分からない。現地を移動する場合は、その時点の交通機関や警察の案内を確かめたい。

前夜の段階で伝えた経緯は、カタルーニャ広場周辺の騒乱の第一報にまとめている。

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