バルセロナ中心部のカタルーニャ広場と周辺で10月24日夕方、SNSで呼びかけられた若者らの集会が騒乱に発展し、ごみ箱などへの放火や商店の被害、州警察モスス・ダスクアドラとの衝突が起きた。EFEとEuropa Pressが報じた。警察は周辺に近づくのを控えるよう呼びかけ、市警は交通を規制した。土曜の夕方で、市民や観光客が多い時間帯の出来事だった。

PR · VPN
1契約で家族全員・台数無制限
Surfshark はスマホ・PC・テレビを台数制限なく保護。長期契約の月額は VPN 大手で最安級、30日返金保証つき。
料金プランを見る →

広場周辺で放火、警察が集まった人々を分散

Europa Pressによると、一部の参加者はごみ箱や駐輪中のバイクなどを使って、ベルガラ通りと広場が接する場所にバリケードを築き、火を付けた。バス停の待合設備のガラスや信号機にも被害が出た。消防が消火した後、機動隊が広場から人々を退かせるために前進したが、別の場所でも放火が続いたという。

同通信は、カフェ「チューリヒ」のテラスの一部にも火が付けられ、警察が観光客に広場から離れるよう求めたと伝えた。報道が確認しているのは広場とその周辺の出来事であり、市全域で同様の被害が起きたとする内容ではない。

地元媒体クロニカ・グロバルは、集会は当局に事前に届け出られておらず、警察は数日前からSNS上の呼びかけを把握し、機動隊や仲介担当者などを配置していたと報じた。人数については媒体ごとに表現が異なるため、ここでは確定した参加者総数として示さない。

商店が閉店、逮捕の総数や負傷者は未確認

EFEによると、警察の介入後に人々は周辺へ分散し、一部が店のショーウインドーを壊したり略奪を試みたりした。百貨店エル・コルテ・イングレスなどは被害を避けるためシャッターを下ろした。市警はウルキナオナ広場からウニベルシタット方面にかけて、カタルーニャ広場へのアクセスを規制した。

ラジオ局RAC1も商店被害と交通規制、逮捕があったことを報じた。ただし、同局の24日21時30分更新表示の記事には逮捕者の総数や負傷者情報はなく、今回確認した資料だけでは被害の全体像は確定できない。数字がないことは、負傷者がいなかったという意味ではない。

同局によると、カタルーニャ州政府のサルバドール・イジャ首相は暴力を非難し、抗議は民主的な権利だが、攻撃や威圧、破壊はそうではないとの考えを示した。

PR · 一時帰国
日本のSIMがなくても、着いた瞬間つながる
一時帰国の定番ポケットWiFi「NINJA WiFi」。主要空港で受取・返却、データ無制限プランも。日本の携帯契約を解約した在住者に。
料金と受取空港を見る →

日本の読者への解説

これは24日夕方から夜にかけての報道に基づく状況で、規制の継続や解除時刻を保証するものではない。周辺に滞在・移動する人は、警察の最新案内と現地の規制を確認し、衝突や放火のある場所へ近づかないようにしたい。広場中央には住宅問題を訴える別の野営があり、Europa Pressは18時30分より少し前の時点では警察の前進の影響を受けていなかったと報じている。野営の参加者全員を今回の破壊行為と結び付けることはできない。背景を扱ったスペインの社会的不満と財政・住宅事情の論考も参照できる。

(続報)州内務相は24日23時すぎ、約100人を拘束したと発表した。詳しくは続報の記事にまとめている。

この記事をシェア:X (Twitter)WhatsAppLINE