バルセロナのサグラダ・ファミリアとサン・パウ旧病院のつながりを紹介する無料展示が、サン・パウのモデルニスモ建築群の入口で11月15日まで予定されている。7月に開幕した共同展示は二つの建築を結ぶガウディ通りと周辺の歴史を取り上げる。展示自体は無料。開場時間と予約の要否は訪問前に会場へ確認したい。

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二つの建築を結ぶ通りに注目

展示の題名は「サグラダ・ファミリアとサン・パウ病院、生きた記憶」。両施設による企画で、入口の展示は導入部分と七つの展示キューブから構成される。サグラダ・ファミリアの案内によると、通りの両端にも展示設備が置かれ、二つの施設と街の関係を紹介している。会場側は、両施設に共通する歴史や地域とのつながりに目を向ける展示だと説明する。

サグラダ・ファミリアは建築家アントニ・ガウディの手がけた聖堂。一方、旧サン・パウ病院はリュイス・ドメネク・イ・モンタネールが設計した建築群だ。会場は、光や色、自然を取り入れた病院建築と、地域と関わりながら建設された聖堂を、ガウディ通りを通じて結び直す企画だと説明している。

サグラダ・ファミリア側の企画案内は、ガウディが聖堂の「生誕のファサード」の彫刻に地域の人々をモデルとして起用し、工事に携わる人や近隣の子どもたちのために学校を建てたことを紹介する。展示は建物の外観だけでなく、周囲の住民との結びつきにも目を向けるものだ。

一方、同案内はサン・パウを、庭園のある病院として紹介している。会場の説明では、展示のキューブを通じ、両施設がバルセロナの街に残してきた歴史や建築上の特徴をたどる。展示のある入口と、その先の建築群の見学条件は分けて確認する必要がある。

この展示はガウディ没後100年と、サン・パウ病院の前身の創設625年を記念する企画の一つ。7月7日に開幕式が行われ、翌日付の現地報道もその様子を伝えている。今回新たに開幕が発表されたものではなく、予定どおりなら会期は11月中旬に終わる。

日本の読者への解説

無料なのはサン・パウ入口にあるこの展示で、聖堂の内部や旧病院の建築群全体への無料入場を意味しない。会場の展示案内は午前9時〜午後6時としている。建築群の通常見学時間は季節によって異なるため、展示の開場時間と予約の要否は訪問前に会場へ確かめたい。

聖堂内部を見学する場合は、展示とは別にチケットの条件を確認しよう。手続きの参考として、サグラダ・ファミリアの予約ガイドも掲載している。

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