マドリード州アルカラ・デ・エナーレスで10月31日(土)と11月1日(日)、野外劇「ドン・フアン・エン・アルカラ」が上演される。会場は大司教宮殿の城壁に囲まれたウエルタ・デル・オビスポ。市の公式案内によると入場無料で、両日とも18時30分開場、19時30分開演。40回目の今回は、ルベン・デ・エギアとパウラ・イワサキが主演する。今週末の訪問を考える人は、出発前に公式サイトで最新の入場案内を確かめたい。

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無料の本公演は2日間、30日の稽古とは別

原作はホセ・ソリーリャの「ドン・フアン・テノーリオ」。制作はZOE Theatre、演出はトリアナ・ロリテが担う。地元メディアDream Alcaláは10月14日の発表会を報じ、2日間の日程と会場、主演陣を伝えている。

日付予定入場案内
10月31日(土)18時30分開場、19時30分開演無料
11月1日(日)18時30分開場、19時30分開演無料
10月30日(金)通し稽古を予定人数制限あり。時刻・入場方法は要確認

文化情報誌La Guía Go!は本公演について、定員に達するまで入場できると案内している。無料でも入場が保証されるわけではない。30日の通し稽古は市が人数限定と告知しているが、上記の開場・開演時刻をそのまま当てはめないよう注意したい。

イネス役は「強さ」にも光を当てる

エギアはドン・フアン、イワサキはドニャ・イネスを演じる。Dream Alcaláの出演者取材で、イワサキは、イネスをただ出来事に流される女性としてではなく、自分の感情に向き合う人物として捉える考えを示した。弱さの中にもある強さも大切にするという。

同じ取材でエギアは、主人公が物語の途中でさまざまな局面を経て変化していく点に触れている。古典の結末を知っていても、今回の俳優がどう人物を表現するかが見どころになる。なお、市は高齢者施設などへの生配信も予定しているが、一般向けの視聴方法まで確認できたものではない。

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日本の読者への解説

市によると、アルカラでは1984年から、諸聖人の日に合わせてこの作品を上演してきた。宗教的・超自然的な題材を持つ古典劇を、歴史的な城壁の内側で見る秋の催しだ。夜の屋外公演なので防寒を考え、終演後の移動も先に確認しておきたい。上演時間、日本語字幕、座席の条件は今回の確認資料だけでは判断できず、必要な人は主催者へ問い合わせたい。

マドリード市内では別の無料企画も予定されている。ロマン主義美術館の館内演劇は抽選制で、今回のアルカラの野外劇とは会場も入場方法も異なる。

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