マドリードの国立装飾芸術美術館で10月29日から、ジュエリーデザイナーのヘレナ・ローナーさんの歩みをたどる企画展が予定されている。美術館によると会期は2027年1月31日までで、企画展への入場は無料。宝飾品や生活の中のオブジェ、試作、写真などを通じて約30年の仕事を紹介する。初日の一般公開時刻は確認できておらず、訪問前に美術館へ問い合わせたい。
宝飾から暮らしのオブジェまで
「La forma sostenida」と題する展示は、ローナーさんの仕事を3つの年代に分け、3室で見せる構成だ。美術館は、磁器や木、陶器と貴金属を組み合わせた手仕事や、宝飾品から広がる創作を紹介している。完成品だけでなく、試作や写真も並ぶ予定だ。
通信社EFEによると、作品の選定には1年をかけた。展示は初期の実験や職人との協働から、事業の発展、近年の材料の探究へと3つの時期をたどる。同通信社は、ローナーさんが宝飾品を身に着ける人自身の一部と捉えていると伝え、感情的な価値があると説明している。
美術館はまた、ローナーさんがデザイナーのダビッド・デルフィンやポール・スミス、デンマークのブランド、ジョージ ジェンセンらと協働してきたと紹介している。展示ではそうした仕事も、宝飾品やオブジェとともに取り上げる予定だ。
訪問前に確認したい開館情報
会場はマドリードのモンタルバン通り12番地。美術館の通常の開館時間は火〜土曜が午前9時30分〜午後3時、日曜・祝日が午前10時〜午後3時で、木曜は午後5〜8時にも開く。月曜のほか12月24・25・31日と1月1・6日は休館。1月最初の祝日でない木曜は午後の開館がない。29日午後7時の開幕案内があるが、一般観覧の開始時刻は確認できていない。
美術館は企画展を無料と案内している。美術館の一般料金は3ユーロだが、無料となる時間帯や対象者もある。企画展と常設展は料金の扱いが異なる。美術館の案内では事前に入場券を予約できるが、この企画展に予約が必要かは確認できていない。開館状況や受付方法とあわせて、出発前に公式案内を確認したい。
日本の読者への解説
マドリードでは美術館ごとに無料の曜日や時間帯、対象となる展示が異なる。今回の無料案内は、この美術館の企画展についてのものだ。会期中の旅行で訪れる場合も、祝日や年末年始は通常と異なることがあるため、当日の開館と入場条件を確かめておくと安心だ。別の無料展として、脚本家アスコナの企画展も10月30日まで予定されている。













