マドリードのティッセン・ボルネミッサ美術館で開催中の「ダリのフロイト的宇宙」展は、10月31日を含む土曜の午後9時から11時まで無料で入場できる。券は不要で、入場は定員に応じて制限される。画家サルバドール・ダリと精神分析家ジークムント・フロイトの関係をたどる展示で、会期は2027年1月24日まで。通常の一般入場券は14ユーロ。
土曜夜は企画展を無料で
美術館の案内では、無料開放は「ノチェス・ティッセン」という土曜夜の企画の一環。ダリ展を含む対象の企画展を午後9時から11時まで無料で見られる。10月31日も公式の無料案内に掲載されている。展示は10月20日から始まっている。
会場はマドリード中心部のプラド通り8番地。無料枠の利用には券を取る必要がないと美術館は説明する。一方、無料開放では定員に応じて入場が制限されるため、当日の混雑や入場条件は訪問前に確認したい。
展示の通常の開館時間は、火曜から金曜と日曜が午前10時から午後7時まで、土曜が午前10時から午後11時まで。月曜の無料開放は常設コレクションなどが対象で、月曜休みのダリ展には入れない。12月24日と31日は午後3時に閉館し、12月25日と1月1日は美術館が休館する。
作品から精神分析との関係をたどる
美術館によると、ダリは1920年代初め、マドリードの学生寮に滞在していたころからフロイトの著作の翻訳に触れた。1938年には、ロンドンでフロイトと面会している。展示は、その思想への関心が画家の表現とどう関わったかを、作品や映像を通して紹介する。
スペインの公共放送RTVEも20日、企画者の説明を交えながら、両者の出会いと展示を報じた。美術館が示す見学時間の目安は約1時間15分。無料枠の終了時刻までに余裕を持って訪れるのがよさそうだ。
RTVEによると、展示は絵画や素描、彫刻、映像など約130点で構成される。美術館は、1926年以降にダリの作品がシュルレアリスムと結びついていったと説明する。展示の企画者はハイメ・ブリウエガ氏だ。
日本の読者への解説
ティッセン・ボルネミッサ美術館はマドリードにある美術館で、企画展の無料時間を設けている。ダリ展では、作品そのものに加え、画家が精神分析の考えに関心を持った背景にも目を向けられる。会期中でも開館時間や条件が変わる可能性があるため、訪問前は美術館の案内を確認したい。
同じマドリードでは、脚本家ラファエル・アスコナの無料展も紹介している。













