スペインの高速鉄道Ouigo(ウイゴー)は、運転士組合Semafが10月30日と11月2日に予定するストに伴い、運行する列車と運休便の一覧を公開している。会社は最低運行率を71%と説明し、対象者には予約に登録したメールアドレス宛てに通知したとしている。同じ便でも日によって扱いが異なるため、旅行者は往復それぞれの日付・列車番号を照合する必要がある。運休対象者には無料の変更か返金を案内している。

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マラガ方面は日ごとの違いに注意

会社の公式一覧では、マドリード・アトーチャ駅を9時55分に出るマラガ行き6508便は、30日が運行予定、11月2日が運休となっている。逆方向のマラガ13時41分発・アトーチャ行き6549便も同じ扱いだ。一方、アトーチャ17時35分発・マラガ行き6578便は30日が運休、11月2日が運行予定となる。

以下は10月27日時点の公式一覧から抜き出した運行予定の一部で、時刻はすべてスペイン現地時間。路線単位で一律に運休するわけではなく、同じ日に同じ方面へ向かう便でも扱いが違う。

列車・出発時刻と行き先10月30日11月2日
6508:アトーチャ9:55→マラガ運行予定運休
6549:マラガ13:41→アトーチャ運行予定運休
6578:アトーチャ17:35→マラガ運休運行予定
6476:アトーチャ6:55→セビージャ運休運休
6472:チャマルティン7:15→バレンシア運休運休

27日付のEuropa Pressは、会社の発表としてマドリード―サラゴサ―バルセロナ線には今回の運休が及ばないと報じた。ただし、これは両日のストに伴う運休の説明で、別のトラブルによる遅延までないという保証ではない。

予約メールと公式一覧を照合する

Ouigoの案内では、運休対象者は追加料金なしの変更か代金の返金を選べる。無料変更・返金とは別に、追加補償の内容は運休通知から出発日までの期間と同社の一般運送条件による。今回の告知だけで全員に同じ追加補償があるとは読み取れない。予約に登録したメールを確認し、自分の便に提示された手続きを確かめたい。

ストは両日とも24時間の予定。Europa Pressは27日、会社が回避に向けて交渉を続ける意向だと伝えている。公表済みの一覧は旅行計画を点検する材料になるが、出発までの新しい案内も確認が必要だ。11月6・9日と12月4・8日にも部分ストの予定があり、今回の一覧をそのまま当てはめることはできない。

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日本の読者への解説

「最低運行71%」は、自分の予約便が運行する確率を示す数字ではない。まず切符の日付と列車番号を確認し、公式サイトの「Trenes afectados por huelga de maquinistas」で、その日の「Sí circula」(運行)か「Cancelado」(運休)を照合する。マドリード発はアトーチャ駅とチャマルティン駅も区別したい。前日の29日に予定されるRenfeのストについては、Renfeの最低運行をまとめた既報で別に案内している。

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