スペイン北東部のウエスカで10月30日から11月1日まで、旧市街を舞台にルネサンス市が開かれる予定だ。市が企画し、イベント会社Tempus Aevusが運営する。市は同じ週末に歴史資料の展示や、市の役職をくじで決めた昔の式典の再現も企画している。大聖堂などの特別見学には事前予約が必要で、市の催しと市場の予定を分けて確認したい。
初日は17時から、旧市街の広場に出店
市観光局の10月7日付案内によると、市場の主な会場はルイス・ロペス・アリュエ広場、モヤ通り、サン・ペドロ広場。工芸品などの販売に加え、音楽、演劇、人形劇、巡回型の催しを予定する。伝統の仕事を紹介する展示や体験では、樽作り、靴作り、印刷、鍛冶などを取り上げ、子ども向けの遊びやフェイスペイントも用意する。
市場は30日17時に開き、公式の開幕行事は18時から。30日と31日は23時の閉場予定で、31日は11時に始まる。最終日の11月1日も11時開始、19時に締めくくりの口上が予定されている。市のイベント一覧には30日を「11〜23時」とする表示もあるが、ここでは日別の詳しい観光案内に従う。時刻はすべてスペイン現地時間。
11月1日は役職を選ぶ抽選式を再現
市観光局の26日付案内では、「ラ・ウエスカ・デル・レナシミエント」の一環として、11月1日12時30分に大聖堂広場で歴史的な抽選式を再現する。1472年から1714年に市の役職を選ぶ際に用いられた仕組みを紹介する企画で、市とGenius協会が協力する。
コレヒオ・デ・サンティアゴの中庭では、当時の抽選に使われた箱や袋、鍵などの資料を展示する。展示時間は30日17〜20時、31日と11月1日は10〜14時。市場とは会場も時間も異なり、市場が開いている間に必ず展示も見られるわけではない。
大聖堂と教区博物館のルネサンス美術を巡る特別見学は、30日18時30分と31日11時30分の2回。各回50人までで、事前予約が必要となり、博物館友の会会員が優先される。市の案内にはこの特別見学の料金や予約方法の詳細がなく、参加を希望する場合は博物館へ条件を確認したい。すべての企画に当日自由参加できるわけではない。
日本の読者への解説
今回は市場を歩く企画、決まった時刻に行う歴史再現、時間を限った資料展示、予約制の美術見学が同じ週末に重なる。市場の営業時間を博物館や展示の開館時間として扱わず、希望する企画ごとに予定を組むとよい。歴史の町歩きに関心があれば、ペラタリャダの中世の町並みを紹介した記事も参考になる。













