スペインの高速鉄道Ouigo(ウイゴー)は、運転士組合Semafのストが予定される10月30日(金)と11月2日(月)に、全路線の列車を運休すると発表した。会社の説明では、最低運行を定めた運輸省の決定が裁判所によって暫定的に効力を停止され、どの列車を走らせられるか保証できなくなったためという。約2万人に影響すると報じられている。対象者は無料の変更か全額返金を選べる。
以前の便別一覧から変更
Ouigoは当初、最低運行の対象外となる便を取りやめ、それ以外は走らせる予定だった。スペインプレスが27日に伝えた便別の運行予定は、今回の全便運休の発表より前の情報だ。30日と11月2日については、以前の一覧で運行予定だった列車も含めて取りやめとなる。
複数のスペインメディアによると、全国管区裁判所は運輸省が定めた最低運行の決定の効力を暫定的に停止した。Ouigoは駅での混乱や旅行者への影響をこれ以上広げないため、両日の全路線の運休を決めたと説明している。ストは事故前に予定されていた。Semafは勤務時間や休息などについて労働協約が守られていないと主張している。
週末の列車と払い戻しは個別に確認
複数のスペインメディアは、10月31日(土)と11月1日(日)の列車は今回のストによる全便運休の対象ではなく、予定を維持すると伝えている。ただし、Ouigoは別途、トレド県の列車事故を受け、マドリードとアンダルシア間の列車を少なくとも11月2日まで運休すると案内している。週末のすべての路線が通常運行するという意味ではない。ストはこの後、11月6・9日と12月4・8日にも部分的に予定されているが、今回の全便運休とは別の日程だ。
報道によると、対象者には予約時に登録したメールアドレスへ通知され、無料で日付を変更するか、切符代の全額返金を選べる。複数の報道によると、会社はこれに加え、切符代の最大200%に相当する補償も案内している。具体的な適用条件や金額は個別の通知で確認したい。
日本の読者への解説
30日と11月2日にOuigoを予約している人は、便番号にかかわらず、予約メールや公式サイトの案内を確認し、変更または返金の手続きを進めたい。週末も、事故の影響が残るアンダルシア方面などは別に確認が必要だ。RenfeやIryoの切符にOuigoの変更・返金条件がそのまま適用されるわけではないため、購入先から届く案内を確認しよう。













