カタルーニャ州政府は、10月29日(木)にRenfeの運転士労組SEMAFが予定するストに向け、州内の近郊列車ロダリエスと地域列車の最低運行を、朝夕のピーク時は通常の66%、それ以外は33%と定めた。命令は22日付で署名され、23日に州の電子掲示板で公表された。対象は29日0時01分から23時59分までのストで、全国のRenfe全列車に同じ割合を適用する決定ではない。

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ピーク時は6時〜9時30分、17時〜20時30分

州政府の命令原文は、利用が集中する時間帯と、それ以外の時間帯を分けている。23日配信のカタルーニャ通信(ACN)も、ロダリエスと地域列車に対する66%・33%の決定を報じた。いずれも現地時間で、29日の区分は次の通り。

時間帯通常運行に対する割合
6時〜9時30分66%
17時〜20時30分66%
上記以外33%

ただし、命令は必要に応じて運行を不均等に配分でき、全体の計算では指定の割合を超えないと明記している。各駅で普段の列車を機械的に3本中2本、または3本中1本残すという意味ではなく、一定間隔で来るとの保証にもならない。利用する路線と時刻の案内を別途確かめる必要がある。

全国ストの予告と、州内の運行決定を区別

SEMAFは16日、Renfeグループ全社の運転士を対象に29日の24時間ストを予告した。今回の州命令は、そのうちカタルーニャのロダリエス・地域列車について必要な運行を定めたものだ。AVEなど長距離列車や、他州の近郊列車の個別の運行状況は、この表からは判断できない。

ACNによると、労組は鉄道の安全対策や異常気象時の対応手順などで、合意事項が進んでいないと主張している。一方、Renfeは自社が2月9日の合意で引き受けた約束は果たしたと説明しており、双方の認識は対立している。最低運行の決定は、労使が妥結したという発表でも、全列車が運休するという発表でもない。

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日本の読者への解説

「最低運行」は、スト中も必要な交通を維持するために行政が定める枠組み。割合だけで自分の便が動くと考えず、29日に移動する人は、出発前にロダリエスやRenfeの公式案内で利用区間・列車を確認したい。往路だけでなく帰路も確認し、予約のある予定には時間の余裕を見込むのがよい。

スト予告の経緯は、既報のRenfe運転士労組の10月29日スト計画で整理している。今回新たに決まったのは、カタルーニャの近郊・地域列車の最低運行である。

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