オートバイのロードレース世界選手権MotoGPの第17戦インドネシアGPの決勝が10月11日、マンダリカ・サーキットで27周で行われ、アプリリアのマルコ・ベツェッキが優勝した。2位は前日のスプリントで指を骨折したラウル・フェルナンデス、3位はホルヘ・マルティン、4位は小椋藍で、アプリリア勢が1〜4位を占めた。前日のスプリントを制したマルク・マルケスは6位にとどまり、年間ランキングはマルティンが2点差で首位を取り戻した。全22戦のうち残りは5戦で、次はオーストラリアGP(フィリップアイランド)になる。
フェルナンデス、骨折を押して2位
フェルナンデスは10日の予選でMotoGPで初めてのポールポジションを獲得したが、同じ日のスプリントでは1周目の1コーナーでベツェッキと接触して転倒し、指を骨折した。11日の決勝では、スタート直後の1コーナーでイン側に飛び込んできたベツェッキを抜き返し、27周中19周目まで先頭を守ったが、ベツェッキに抜かれて2位でゴールした。レース後には、骨折していた指は1本ではなく2本だったと明かした。
ベツェッキの優勝はイタリアのムジェロ以来。MotoGP公式サイトによると、イタリア人ライダーにとって最高峰クラスで通算300勝目となった。
マルティン3位、マルケスは6位
5番手からスタートしたマルティンは、1周目に6位に落ちたが、序盤にディ・ジャンアントニオとマルケスを抜き、前を走っていたフェルミン・アルデゲールのリタイアもあって3位に上がり、そのまま表彰台に上った。マルケスはペドロ・アコスタと何度も順位を入れ替えた。タイヤの空気圧の規定を満たすためとみられる。終盤には、2人とも小椋に相次いで抜かれた。結果はアコスタが5位、マルケスが6位、アレックス・マルケスが7位だった。
10日のスプリントの後はマルケスが4点差で首位に立っていたが、11日の決勝で再び入れ替わった。3位のベツェッキはマルティンから46点差。
Moto3はキレスが年間王者に
Moto3クラスではスペインのマキシモ・キレスが優勝して年間王者を決め、Moto2クラスではイサン・ゲバラが勝ち、終盤まで先頭を走っていたアレックス・エスクリグはマシンのトラブルで脱落した。ランキング首位のマヌエル・ゴンサレスは首位を守った。
日本の読者への解説
小椋藍はトラックハウス・アプリリアに所属する日本人ライダーで、10日のスプリントの2位に続き、決勝でも4位に入った(スプリントの記事)。年間王座は、マルティンとマルケスのスペイン人2人が2点差で争う展開が続いている。













