11月29日(日)のスペイン総選挙に向け、主要政党の党首が10月10日(土)から週末にかけて、最初の集会を開き、事実上の選挙戦に入る。社会労働党(PSOE)のサンチェス首相は10日にセビージャ県ドス・エルマナスで、11日(日)午前にレオン県ポンフェラーダで集会を開く。国民党(PP)のフェイホー党首は10日午前、マドリードの見本市会場Ifemaで集会を開き、アユソ・マドリード州首相、アルメイダ・マドリード市長と並ぶ。Voxのアバスカル党首は11日夕方、マラガ県エステポナで集会を開く。法律で定められた正式な選挙運動は11月13日から27日までで、候補者名簿は10月21日から26日に提出される。
サンチェス首相はドス・エルマナスから
サンチェス首相の10日の集会は、ドス・エルマナスの市営講堂ロス・デル・リオで開かれ、党の副書記長でアンダルシアの党を率いるマリア・ヘスス・モンテロ氏が同席する。11日の会場はポンフェラーダのラ・テルミカ・クルトゥラル。
アバスカル氏は12日、マドリードの軍事パレードに出ずセウタへ
Voxのアバスカル党首は、12日(月)のナショナル・デー(イスパニダードの日)にマドリードで行われる軍事パレードで、政府と並ぶ来賓席に昨年に続いて着かず、今年は北アフリカの飛び地セウタで祝う。
選挙までの日程
中央選挙管理委員会の日程表によると、政党の選挙連合の届け出は10月7日から16日まで、候補者名簿の提出は10月21日(水)から26日(月)まで。提出された名簿は10月28日に官報に載り、11月2日(月)に正式に決まって、翌3日の官報に載る。選挙運動は11月13日(金)から27日(金)までで、28日(土)は投票の前日の「熟慮の日」で、29日に投票が行われる。郵便投票の請求は10月6日から11月19日まで受け付け、投票用紙などの書類は11月9日から22日にかけて送られ、有権者が郵便で票を送るのは11月10日から25日まで。解散と選挙の実施は、10月6日の官報に載った勅令で決まった。
日本の読者への解説
スペインでは、正式な選挙運動の期間は15日間(今回は11月13日から27日まで)。その前の期間は「プレカンパーニャ(選挙運動前の運動)」と呼ばれ、各党は集会や演説で事実上の選挙戦を進める。今回の解散は、10月2日に住宅をめぐる2本の政令が下院で否決されたことがきっかけだった。11月11日(水)には、二大労組のCCOOとUGTが呼びかけた、住宅と賃金を掲げる24時間の全国ゼネストも予定されている。













