スペインのナショナル・デーの10月12日(月)、マドリードで恒例の軍事パレードが行われ、兵士ら4,380人と航空機82機が参加した。陸軍の8輪装甲車「ドラゴン」3両が、このパレードに初めて参加した。11月29日の総選挙を前に、主会場のカノバス・デル・カスティージョ広場(ネプトゥーノ広場)に公用車で着いたサンチェス首相は、観客から口笛やブーイング、下品な侮辱の言葉を浴びた。一方、フェリペ6世国王には拍手が起きた。国王夫妻と、2人の娘のレオノール王女とソフィア王女が出席し、レオノール王女は3年間の軍の教育課程を終えて初めてのこの日のパレードに、陸軍の礼装で臨んだ。

PR · eSIM
スペインの通信、出発前に解決
Airalo のeSIMならSIM差し替え不要、QR読み込みだけ。読者限定「SPAINPRESS」で新規15%オフ/全員「SPAINPRESS10」で10%オフ。
Airalo を見る →

ドラゴン装甲車やドローンも

パレードは、アトーチャ近くのカルロス5世ロータリーからコロン広場まで、プラド通りとレコレトス通りを進んだ。参加したのは、軍のほか国の治安部隊などの公的機関の要員だ。地上では車両144台と馬286頭が行進し、ドローンや対ドローンの装備も加わった。ドラゴン装甲車は、5月30日にビーゴで開かれた軍の日の行進で、すでに一般に披露されていた。空からは18の編隊が飛び、空軍の落下傘チーム(PAPEA)の隊員2人が降下し、うち1人が24平方メートルの国旗を運んだ。

出席者と欠席者

総選挙を前に、議会はすでに解散している。国民党(PP)のフェイホー党首はパレードに出席した。極右政党Voxのアバスカル党首は昨年に続いて欠席し、北アフリカのスペイン領セウタに向かった。フランスの国民連合のバルデラ党首が同行する予定とされていた(パレードの予告記事)。閣僚はロブレス国防相らが出席し、プエンテ運輸相やシラ・レゴ青少年相らが欠席した。

PR · eSIM
ヨーロッパ周遊なら複数国パックが安い
NordVPN と同じ Nord Security 系の eSIM「Saily」。データセキュリティ重視の設計で、ヨーロッパ複数国プランの割安感が強み。
Saily のプランを見る →

レオノール王女は陸軍の礼装で

国王は空軍の礼装、王位継承者のレオノール王女は陸軍の礼装だった。王女にとっては、陸海空の士官学校での3年間の教育を終えて初めてのナショナル・デーだった。到着して間もなく、王女が身につけていたトワゾン・ドール(金羊毛)の記章が外れ、国王が付け直す場面もあった。昼の時点で、事故や混乱は伝えられていない。

日本の読者への解説

10月12日はスペインのナショナル・デーで、例年マドリードで軍事パレードが行われ、その後、王宮で国王主催のレセプションが開かれる。国王夫妻は13日にセウタ、14日にメリリャを訪れる予定で、即位後、国王夫妻として両都市を訪れるのは初めてになる(国王夫妻の訪問の記事)。

この記事をシェア:X (Twitter)WhatsAppLINE