スペイン南部アルメリアの市内バスで、10月20日に始まった無期限ストが続いている。運行会社スルブスは23日、週末の最低運行時刻表を発表し、観光トレインの通常運行も23〜25日は実施しないと告知した。24・25日に市内を移動する人は、普段の土日ダイヤとは別に、スト用の案内を確認する必要がある。現地紙も23日の抗議行動と交渉の行き詰まりを報じており、週末を前に運行への影響が続く状況だ。

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土曜・日曜の時刻表を別々に確認

スルブスが23日17時に掲載したのは、土曜と日曜の最低運行を示す二つの時刻表。同社は、最低運行の対象として掲載されていない路線は影響を受けないと説明している。一方、掲載便については通常どおりの運行を見込むとの表現で、全路線・全便の通常運転を告知したものではない。

同日12時30分の別の告知では、都市交通のストを理由に、23・24・25日の観光トレインの通常サービスを取りやめるとしている。これは同社による運休案内であり、アルメリアへ向かう鉄道全般の運休を意味しない。バスの最低運行と観光トレインの運休は、分けて予定を確認したい。

23日も街頭で抗議、来週の行動も予定

現地紙ディアリオ・デ・アルメリアの23日付取材記事によると、従業員は同日9時30分から11時まで、グレゴリオ・マラニョン通りとランブラ・フェデリコ・ガルシア・ロルカの交差点で抗議した。同紙は、合意がなお見えず、ストが4日目に入ったと報じた。会社側が従業員の対案を退けたメールの後、追加の接触はないとも伝えている。記事中の日付・時刻はすべて現地時間で、23日の取材時点の交渉状況を示す。

エウロパ・プレス通信が22日に伝えたスト委員会の声明では、運行時刻や路線の運行体制、賃金の改善を求め、30日までの追加行動を計画。26・30日は大学前、27日は市庁舎前での集会、28日はランブラからのデモを予定している。これは抗議の日程で、ストが30日に終わるとの発表ではない。

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日本の読者への解説

スペインのストでいう「最低運行」は、通常ダイヤの一部を維持する仕組み。今回もすべての市内バスが止まるという案内ではない。土曜と日曜の表を取り違えず、利用路線と出発時刻を確認し、到着後の乗り継ぎにも余裕を持ちたい。往路だけでなく、帰りに利用する便も同じ表で確認しておきたい。交渉が動けば案内が変わる可能性もあるため、出発前に運行会社の最新告知を確認するのが確実だ。

スト開始時の経緯は、アルメリア市内バス、20日に無期限スト開始で伝えた。

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