コロンビア出身の歌手シャキーラのマドリードでの連続公演が10月12日(月)夜、13回目の公演で幕を閉じた。最終日には事前に発表されていたマルーマ、ベエレ、ダニ・マルティン、ビザラップの4人に加え、イタリアの歌手ラウラ・パウジーニも登場し、それぞれシャキーラと共演した。EFE通信によると、最終日の観客は約5万5,000人。米音楽誌ビルボードによると、シャキーラは舞台で「ここマドリードで8公演と提案されたときは、不可能だと思った。でも今日で13公演目。誰か私をつねって。これが本当かどうか分かるように」と語った。9月18日に始まった公演全体の観客は、本人によると約70万人。EFE通信も、70万人を超えるファンがマコンド・パークを訪れたと伝えている(数字の出所は示していない)。13日早朝の時点で、主催者の公式の数字は確認できていない。
5人のゲストと共演
ビルボードやコロンビアのエル・エラルド紙によると、マルーマは前夜に続いての出演で、「チャンタヘ」と「アグア」を一緒に歌った。9月20日の公演にも出演したパウジーニとは「アントロヒア」を歌った。コロンビアの歌手ベエレとの「アルゴ・トゥ」には、コロンビア・バランキージャのカーニバルの踊り手も加わった。スペインの歌手ダニ・マルティンとは「テ・デホ・マドリード」を披露した。最後はアルゼンチンのプロデューサー、ビザラップが登場し、2人の名義の曲「BZRPミュージック・セッションズ #53」で締めくくった。ビルボードによると、「ダイ・ダイ」では「ゲットー・キッズ」も加わった。
「キャリアを始めたばかりのような気持ちに」
ビルボードによると、シャキーラは「この連続公演は私にとって歴史的なものになった」「キャリアを始めたばかりのような気持ちにさせてくれた。決して忘れない」と観客に語った。EFE通信によると、シャキーラは、市南部に設けた会場一帯「マコンド・パーク」は、1万人を超える人たちが「マドリードが眠っている間に」つくり上げたものだと話した。会場には各国からファンが集まり、EFE通信の取材に、米カリフォルニアから来た女性は「このためだけにマドリードに来た」と話し、シドニーに住むベネズエラ出身の女性は「オーストラリアから来た」と話した。
日本の読者への解説
マドリードでの連続公演は、世界ツアー「ラス・ムヘーレス・ヤ・ノ・ジョラン(女たちはもう泣かない)」の一環。公演は追加が重なり、約1週間前には最終日の12日が加わった。スペインのニュースサイトque.esによると、11日までの12公演は完売しており、主催者のライブ・ネーションは需要が「非常に高い」としていた。仮設のスタジアムを中心に、作家ガルシア・マルケスの作品にちなむ一帯を1か月近く設けて行われた。最終日の予告と、これまでの経緯はこちらの記事で伝えた。













