マドリード州の公立学校(大学を除く)の教員による無期限ストが、10月14日(水)に始まる。CCOO、UGTなど6つの労組を中心とする統一スト委員会の呼びかけで、終わりの日は決めていない。14日は12時にマドリード中心部のプエルタ・デル・ソル(ソル広場)で集会を開き、18時にはアトーチャからソルまでデモ行進する。EFE通信によると、ソルでは住宅を求める泊まり込みが続いている。公務員労組のCSIFも14〜16日に別に丸1日のストを行い(その後も時間を区切ったストを予定)、14日12時にアルカラ通りの州教育局の前で集会を開く。州が定めた最低限の業務により、校長らが学校を開けて子どもを受け入れるため、学校が一斉に閉まることはないが、授業がふだんどおり行われる保証はない。統一スト委員会は最低限の業務を「不当」だと批判し、裁判所に仮の措置を求める権利を留保している。州の教育相は、最低限の業務は守られるとしている。
最初の3日間の予定
ニュースサイトのエル・エスパニョールとインフォバエ、EFE通信の予定表によると、主な予定は次のとおり。
- 14日(水): 10時 各地で集会。12時 ソルで統一スト委員会の集会、同じ12時にCSIFが州教育局の前で集会。18時 アトーチャからソルまでデモ。
- 15日(木): エル・エスパニョールによると、12時に州教育局の前で人間の鎖。
- 16日(金): エル・エスパニョールによると、12時にレティーロ公園で公開の集会。18時にもデモがあり、インフォバエによるとアトーチャからソルまで歩く。
エル・エスパニョールによると、3日とも朝8時から各地の学校の前で、ストを知らせるピケを張る。アトーチャ駅の周りからソルにかけては旅行者も多い地域なので、14日と16日の夕方にこの辺りを移動する人は、時間に余裕を持ちたい。
要求と最低限の業務
統一スト委員会は、週の授業時間の上限を中学・職業訓練(FP)で17コマ、小学校で22コマにすること、州の手当を月600ユーロ増やすこと、学級の人数を減らすこと、事務作業の負担を軽くすること、校舎の空調の整備やアスベストの除去などを求めている。エル・エスパニョールによると、委員会は、州教育局に交渉する意思がないことをストの理由に挙げている。
最低限の業務では、どの学校にも校長と教務主任が残り、幼児教育・小学校は50人に教員1人、中学(ESO)・基礎FPは90人に教員1人を置く。インフォバエによると、統一スト委員会はこれを「不当」で、スト権を「不釣り合いに制限する」おそれがあるとしている。エル・エスパニョールによると、CCOOは「なぜ必要なのか、州教育局は説明すべきだ」と求めている。13日夜までに、裁判所に仮の措置(命令の効力停止など)を申し立てたという報道は見当たらない。ニュースサイトのリベルタ・ディヒタルによると、州のサルサレホ教育相は13日、最低限の業務は守られるとして、家庭に安心するよう呼びかけた。最低限の業務の詳しい基準や家庭向けの注意は9日の記事にまとめている。













