スペイン北部バスク州のサン・セバスティアン市は10月23日、高波の危険を受け、パセオ・ヌエボなど海沿いの遊歩道を閉鎖していると案内した。ペイネ・デル・ビエントへの立ち入りや、サンタ・クララ島への交通・訪問も停止。市の同日付の警戒案内は23日10時から24日10時までを対象としている。海沿いを巡る旅行者は、現地の規制と最新の市の案内を確認する必要がある。時刻はすべてスペイン本土の現地時間。
歩行者も対象、島への交通・訪問も停止
市が閉鎖対象として挙げた場所は次のとおり。パセオ・ヌエボは写真協会(Sociedad Fotográfica)から先が対象で、歩行者と車両の両方を規制する。サラマンカ遊歩道も同様に通行止めとなり、車両はソラルセ通りからアルダマル通りへ迂回する案内だ。
| 場所 | 市の案内 |
|---|---|
| パセオ・ヌエボ | 写真協会から先、歩行者・車両とも閉鎖 |
| サラマンカ遊歩道 | 歩行者・車両とも閉鎖、車両は迂回 |
| レイサオラ遊歩道 | スリオラの防波堤を閉鎖 |
| ペイネ・デル・ビエント | 閉鎖 |
| サンタ・クララ島 | 交通と訪問を停止 |
閉鎖の一覧は市の発表に基づく。24日10時は市が示す警戒期間の終わりであり、各地点の再開を保証する時刻ではない。夜間や翌朝に移動する場合も、規制の解除を確かめてから向かいたい。
州の航行警報と、市の警戒期間は別
バスク州政府が22日に発表した計画では、沿岸の航行を対象とするオレンジ警報は23日12〜21時。波しぶきへの黄色警報も同時間帯、波の沿岸への打ち上げに関する黄色警報は15〜17時としている。市の案内とは対象と時間が異なるため、21時に遊歩道も開くと受け取らないよう注意が必要だ。
国の気象庁AEMETの海上予報も、ギプスコア、ビスカヤ、カンタブリア沿岸で北西からの波が5〜8メートルになると警戒を呼びかけている。これは広い海域の予報で、サン・セバスティアンの各遊歩道でその高さを実測したという意味ではない。
州政府は、24日未明も航行向けの黄色警報を9時まで続け、朝にかけて波と風が弱まる見通しを示した。こちらも航行の警報で、市内の閉鎖地点が一斉に解除される案内ではない。海の様子が落ち着いたように見えても、通行止めを越えて近づかないようにしたい。
日本の読者への解説
州政府は、防波堤、埠頭、海沿いの遊歩道や崖など危険な場所へ近づかず、水中・水上の活動も避けるよう勧告している。緊急時の通報先は112。観光の予定を組み替える際は、市内クボの無料展覧会など屋内の候補もあるが、そこまでの経路は海沿いの規制に合わせて選びたい。













