バルセロナのアートセンター、ラ・カペリャは、小学生と画家マイケル・ロートンによる共同制作展「Conte contat, quadre acabat」を、10月22日から11月15日までの会期で無料公開する。会場は館内のEspai Rampa。好きな本を出発点に描いた絵を別のグループに渡し、子どもたちが新しい物語を作る展示で、文学、絵画、語りを組み合わせる。通常の開館時間は火〜土曜12〜20時、日曜・祝日11〜14時。

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絵を別のペアに渡し、12の物語へ

公式説明によると、ロートンは2024〜2025年度と2025〜2026年度、エスコラ・デルス・エンカンツ小学校の教室に制作拠点を移した。展示は、教育現場と芸術活動を長期的に結ぶ「espais c」の取り組みの一つ。子どもたちと作家の共同作業を、学校の外の展示空間へつなげる企画だ。

制作では、まず児童が自分たちの好きな本をもとに個別の絵を描いた。その絵を無作為に組み合わせて別のグループへ渡し、12組のペアが、それぞれ新たな物語を書いた。最初の本の内容をそのまま再現するのではなく、受け取った絵を新しい創作の出発点にする仕組みだ。

会場では12の絵のまとまりに、作者である子どもたち自身の声による物語を重ねると案内されている。森に住むアイスクリームや、飛行機になった犬など、公式紹介には空想的なイメージが並ぶ。ロートン自身の作品も展示を構成する。キュレーションはジュリア・ケラーとロートンが担当する。

入場無料、日曜は14時まで

会期と無料入場は、10月22日付の地域メディアBarna Diarioの報道でも確認できる。公式は開幕行事を22日19時の予定と告知している。以下は会期中の通常開館時間。開幕行事の時刻と、翌日以降の訪問時間を分けて確認したい。

項目案内
会期2026年10月22日〜11月15日
火〜土曜12〜20時
日曜・祝日11〜14時
料金入場無料
所在地Hospital通り56番地、ラ・カペリャ内Espai Rampa

公式のアクセス案内には地下鉄3号線リセウ駅が挙げられている。とくに日曜は14時で閉館するため、午後に訪れる場合は時間に注意したい。市内で同時期に行われる別の無料企画は、Fabra i Coatsで10月23日までのECOSS展示でも紹介している。

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日本の読者への解説

この展示の見どころは、絵の制作と物語の制作を、グループを変えてつなぐ点だ。公式説明では、完成した絵と子どもたちの語りの関係をたどる構成になっている。無料公開の案内を、当日参加できる創作教室の募集と取り違えず、まずは共同制作の成果を見る展覧会として訪問予定を立てたい。

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