マドリード中心部を羊やヤギが歩く「移牧祭(Fiesta de la Trashumancia)」が、10月25日(日)に予定されている。見学は無料。主催する財団Trashumancia y Naturalezaは、9時30分にカサ・デ・カンポを出発し、正午にシベレス広場へ到着する時刻表を案内している。関連する23・24日の無料散策には事前予約が必要だ。
主催者は正午にシベレス到着を予定
主催者の案内では、25日10時30分に伝統舞踊や音楽のグループが隊列に加わり、12時にシベレス広場で歴史的な通行料を象徴するマラベディ貨の贈呈を行う。14時にはカサ・デ・カンポへ戻る予定としている。いずれも実施前の予定だ。
市の公式観光サイトも24・25日の催しと25日の中心部行進を掲載し、料金を無料と記載する。ただし、10月21日未明の確認時点で、同ページの経路欄は「確認待ち」、環境教育センターの案内は時刻と経路を未確定と表示していた。上記の時刻は主催者発表によるもので、通りごとの確定経路や交通規制の一覧を示すものではない。観覧場所は最新の公式案内を確認して決めたい。
20日付のラジオ局Cadena SERは、主催財団のManuel Bahillo事務局長への取材を掲載し、25日の開催を伝えた。同氏は、牧畜に新たに参入したい若者への支援の必要性を訴えている。今回の祭りは、家畜を移動させながら放牧する暮らしと、その通り道を守る意義を都市の人々に伝える場でもある。
23・24日の散策は予約と実施条件を確認
カサ・デ・カンポ環境教育センターの無料企画では、23日10時〜13時30分に大人向けの「羊の群れを迎える散策」を予定。ポスエロ近くから、サルソン門を通って公園へ入る群れに同行する。24日10時30分〜13時には家族向けの「一日羊飼い」があり、子どもの対象は7歳より上と案内されている。
この2企画は事前予約が必須で、群れの滞在と主催財団の参加が実施条件。センターが案内する申込規定では、受付はメールで行い、申請だけでは参加枠は確保されず、センターからの確認メールが必要となる。無料でも当日そのまま加われるとは限らず、空き状況も事前に確かめたい。
日本の読者への解説
「無料の祭り」と「予約が必要な関連散策」は参加方法が異なる。25日の市中心部での見学と、23・24日に羊飼いと歩く企画を分けて計画すると分かりやすい。マドリード滞在中の別の無料企画は、24日までのシベレス広場の展示「Panóptico」も紹介している。













