バルセロナ県カブレラ・デ・マルで10月17日夕、豪雨で増水した川に流され、捜索が続いていた女性が、18日に死亡した状態で見つかった。消防関係者に確認したEFE通信と、ACN通信の報道を掲載したSER Catalunyaが伝えた。発見場所はプレミア・デ・マルの港付近。前夜の行方不明情報から状況が変わった続報だ。
港の防波堤付近で発見
elDiario.esが18日12時37分(現地時間、CEST)に掲載したEFEの記事によると、女性は海上で発見され、川に流された地点から約6キロ離れていた。消防関係者は、プレミア・デ・マル港の防波堤付近で見つかったと説明した。この時刻は記事の掲載時刻であり、発見そのものの正確な時刻を示すものではない。
SER Catalunyaが同日12時30分に掲載したACNの記事も、同じ港付近での発見を報じている。女性は家族とカブレラ・デ・マルの体育館でバスケットボールを観戦した帰りだったと伝えた。記事には捜索を指揮した消防担当者と同市長の発言があり、市長は市民に対し、防災当局の指示に従うよう呼びかけている。
17日夜から続いていた捜索
RTVEの報道によると、川に人が落ちたという通報を受けたのは17日19時41分だった。記事は17日23時39分の初出から、18日12時30分に更新され、発見を伝えている。また、SER全国版に掲載された消防の18日付投稿も、前夜から捜索していた女性をプレミア・デ・マル港の防波堤付近で発見したと説明している。
18日のACN報道は、発見に先立ち、川の河口付近で女性の衣類と手提げかばんが見つかっていたことも伝えた。前夜からの捜索と、その後の死亡確認は時点を分けて読む必要がある。今回確認した発見場所はプレミア・デ・マル港付近で、女性が流されたカブレラ・デ・マルの川と同じ地点ではない。
日本の読者への解説
州政府の豪雨時の安全案内は、徒歩でも車でも川や急流、地下道、冠水するおそれのある場所を横断しないよう求めている。市街地では安全な建物に避難し、海岸では波が近くで砕ける防波堤や遊歩道などから離れるとしている。案内は、車は水深が浅く見えても浮き上がり、流されるおそれがあると説明する。見た目だけで通行できると判断しないことが大切だ。緊急時の通報先は112。現地滞在中も自治体や防災当局の最新の指示を確認したい。
17日夜から18日未明までの冠水や捜索、交通への影響はバルセロナ周辺の豪雨を伝えた前報にまとめた。前報の「捜索中」は当時の確認状況であり、18日の死亡確認とは区別される。













