「5月2日」闘牛とは
マドリードの「5月2日」闘牛は、同自治州と首都、そしてラス・ベントーナス闘牛場の歴史と伝統を称える、同地で最も由緒ある闘牛イベントの一つです。この日のために選ばれた闘牛士たちは、マドリードの観客の期待に応えるべく、毎年熱戦を繰り広げてきました。
今年の顔ぶれと意気込み
今年の「5月2日」闘牛には、マドリードの闘牛界で長年の経験を持つウセダ・レアル、エル・シッド、ハビエル・コルテスの3名手が選ばれました。彼らは皆、ラス・ベントーナス闘牛場での勝利の難しさと、それを成し遂げた際の喜びを知る者たちです。エル・パイス紙の取材に対し、コルテスは「マドリードで勝つのは非常に難しいが、成功した時の幸福感は言葉にできない」と語りました。3名手はエル・ピラール牧場の牡牛と対峙します。
日本の読者への解説
スペインにおける闘牛は、単なるスポーツではなく、芸術、文化、そして歴史と深く結びついた伝統芸能です。特にマドリードのラス・ベントーナス闘牛場は、世界で最も権威ある闘牛場の一つとされています。この「5月2日」の闘牛は、1808年のマドリード市民によるフランス支配への抵抗を記念する祝日に行われる特別なイベントであり、スペインの国民的アイデンティティに根差した文化行事と言えます。日本には馴染みの薄い文化ですが、その背景を知ることで、スペインという国の多様な側面を理解する一助となるでしょう。

