スペイン北部サン・セバスティアンのクルサールで、10月24日(土)に科学フェア「Ciencia en Acción」が無料で一般公開される。主催者の現行案内では土曜の活動時間は10〜14時と14〜20時。23〜25日の催しの一環で、学生たちの実験や研究に触れられる。地元メディアDonostitikも23日、参加する教員への取材とともに、土曜の無料公開を伝えた。
科学を見て、試して、質問する週末
この催しは第27回の科学コンテスト。サン・セバスティアンのイノベーション週間「WeekINN」の幕開けを飾る。主催者は若者や学生だけでなく、家族連れ、教員、科学や技術に関心を持つ人も対象としている。研究発表を聞くだけでなく、展示や体験を通して科学を身近に感じてもらう企画だ。
公式プログラムには、科学プロジェクトと体験型展示、実験ワークショップ、謎解き、大学の研究・活動紹介が並ぶ。主催者は入場無料と案内している。週末の予定を組む際は、土曜のフェアと、金曜の開幕行事、日曜の閉会・表彰を分けて確認したい。
| 日付 | 公式案内の時間・内容 |
|---|---|
| 10月23日(金) | 18時30分〜19時45分/開幕・対談 |
| 10月24日(土) | 10〜14時、14〜20時/科学フェア |
| 10月25日(日) | 10〜12時30分/閉会・表彰 |
上の時間はWeekINNの現行公式プログラムによる。予約の要否や個々の体験の受付方法まで一律に保証するものではないため、訪問前に公式の活動案内を確認しておきたい。
洞窟探査の試作品から身近な材料の研究まで
Donostitikによると、会場には300人を超える参加者と66のプロジェクトが集まる予定。同紙はブルゴス県の科学教室Espicienciaの教員を取材し、洞窟の天井を移動できる探査用試作品や、小さなひびなどを自己修復する天然由来の建築材料の研究を紹介した。完成品の実用性能を保証する発表ではなく、学生たちの研究と工夫を知る機会だ。
同紙の別の参加教員への取材では、紙容器やアルミホイルを使った断熱・遮音材料の研究も紹介されている。身近な物から出発した疑問を、実験や模型として説明する点が見どころとなる。
日本の読者への解説
サン・セバスティアン滞在中に、学生本人に質問しながら研究に触れられる無料の催しだ。発表する側の応募条件と、一般の人が見学する条件は別なので、コンテストの募集要項を来場制限と取り違えないようにしたい。市内の無料文化企画としては、既報のクボのモラス回顧展もある。













