マラガのピカソ美術館は10月27日、開館23周年に合わせて終日入場を無料にする。21日付の欧州通信社(Europa Press)が報じ、同館の公式案内も開館記念日をすべての来館者が無料で入れる日としている。10月の開館時間は10時〜19時、最終入場は18時30分。無料の対象は美術館への入場で、24日の有料ワークショップとは条件が異なる。
旧市街の美術館でピカソの作品を鑑賞
会場は旧市街のブエナビスタ宮殿で、住所はサン・アグスティン通り8番。美術館は2003年10月27日に開館した。公式案内には居住地や国籍による限定がなく、マラガを訪れる旅行者も利用できる無料公開となる。
欧州通信社によると、当日は「パブロ・ピカソ:創造の構造」と題した展示を鑑賞できる。美術館の展示紹介では、絵画、彫刻、陶芸、素描、版画などを取り合わせ、異なる年代の作品を同じ空間で見比べる構成と説明している。画風の時期ごとに分けるだけでなく、生涯を通じた創作のつながりをたどる狙いだ。
この無料公開は、27日から始まる新しい恒久制度ではなく、開館記念日に設けられる機会だ。公式の通常料金は一般13ユーロ、割引11ユーロ。公式サイトには入場券の案内とオンライン販売への入口があるため、来館前に27日の取り扱いと最新の案内を確認したい。
関連企画は料金を個別に確認
周年企画として、24日11時30分には家族向けの創作体験「ピカソを祝おう」が予定されている。木片や段ボール、布などを組み合わせ、彫刻的な作品づくりに取り組む内容だ。公式ページでは参加費5ユーロ、所要時間1時間30分で、美術館入場、ガイド付き見学、材料を含むと案内している。27日の終日無料入場と、24日の有料企画を取り違えないようにしたい。
同館は一般案内でも、無料・割引の適用先は美術館の入場料金であり、文化・教育活動には適用されないと明記する。27日に行けない場合には、毎週日曜の閉館前2時間も入場無料という通常枠がある。こちらは終日無料とは時間帯が異なる。
日本の読者への解説
「無料開放」でも、入れる日、時間、対象となる施設や企画を分けて確認することが大切だ。今回の会場はマラガのピカソ美術館。バルセロナの同名美術館とは別施設で、過去のバルセロナの無料開放記事の予約条件をそのまま当てはめることはできない。27日の訪問を考えている人は、美術館の公式サイトで直前の開館・入場案内を確かめてから向かいたい。













