11月29日(日)のスペイン総選挙をめぐり、左派政党ポデモスのナンバー2、イレネ・モンテロ氏は10月13日(火)、左派4党の連合「フレンテ・アンプリオ」には加わらないと明言した。スペイン国営テレビ(TVE)のインタビューで、加わるかを問われて「いいえ。私たちはERCと合意しており、(ERCの)ガブリエル・ルフィアン氏とチームを組んで取り組む」と答えた。ポデモスはカタルーニャで、地域政党ERCの名簿に加わって協力することで合意しており、モンテロ氏はこの合意を「加わりたい人は誰でも加われる」ものだとし、同じ日のラジオのインタビューでは、フレンテ・アンプリオが加わることも「もちろん」できると述べた。フレンテ・アンプリオは前日の12日、元バルセロナ市長のアダ・コラウ氏を首相候補に擁立すると決め、「ここに余計な者はいない」としてポデモスに参加を呼びかけていた。選挙の連合の届け出期限は16日(金)。
「話し合いは続ける」
ヨーロッパ・プレス通信によると、モンテロ氏はTVEの番組「ラ・オラ・デ・ラ・1」で、「話し合いを続け、あらゆる形の協力を試みていく」と述べ、進歩的な人々は異なる者どうしの合意を求めているとした。合意の方法としては予備選挙が「最善」だとし、それ以外の方法は「終わりのない堂々巡り」で「どこにも行き着かない」と述べた。スペインのニュースサイト、デモクラタによると、モンテロ氏は、PSOEより左の政党どうしの合意は「人々が求めていること」だとも述べた。
EFE通信によると、モンテロ氏は同じ13日のラジオ局カデナ・セルのインタビューで、ERCとの合意にフレンテ・アンプリオも加われるかと問われ、「もちろん」と答えた。ERCとの合意は「とても重要な一歩で、人々が求めていた一歩だ」とし、この立候補が「左派の多数」を代表するよう取り組むと述べた。「数日前には、ルフィアン氏と私、ERCとポデモスがこうした協力の枠組みを持てるとは考えられなかった。できることを示しているのだから、続けていく」とも話した。フレンテ・アンプリオとの話し合いが「よい結果」に至るよう求めた。一方、フレンテ・アンプリオの「開いた扉」について問われると、「沈黙を選ぶ。それが物事がうまく進むのにいちばん役立つと思うから」と答えた(ヨーロッパ・プレス通信)。
カタルーニャでERCと、14〜15日に予備選挙
EFE通信やパブリコ紙によると、ERCとの合意はカタルーニャでのもので、ポデモスの人がERCの名簿に加わる。ヨーロッパ・プレス通信によると、モンテロ氏はERCの立候補に「貢献」し、ルフィアン氏とは「全土で」チームを組むと述べた。EFE通信によると、2人はカタルーニャ以外でも一緒に選挙運動をする。ポデモスはまた、左派の統一の首相候補を選ぶとして、14日(水)8時から15日(木)23時59分まで、開かれた予備選挙を行う。11日までに登録した人が投票でき、9日の時点で候補はモンテロ氏だけだった。カタルーニャ以外の選挙区で、ポデモスが単独で出るか、ほかの党と組むかは、13日昼の時点で明らかになっていない。これまでの経緯はこちらの記事で伝えた。













