12日(月)に走行中の高速列車AVEから火が出て運転が止まったマドリード〜バルセロナの高速鉄道で、13日(火)朝の時点でも遅れが続いている。Renfe筋によると、サラゴサ県のアリサ〜プラセンシア・デ・ハロン間は上下の列車が1本の線路を使う単線運転で、時速80キロの速度制限がかかっているためだ。スペイン国鉄(Renfe)は、この日の運行が始まる前に、一部の列車の発着が遅れる可能性があると告知した。スペインのニュースサイトelDiario.esが主な変更としてまとめたRenfeの発表では、13日はマドリード発・バルセロナ発の18本の発車時刻を変え、多くは約1時間遅らせた。Renfeは、この路線を走る自社のすべての列車で、切符の変更と払い戻しを無料で受け付けている。
焼けた車両の撤去まで制限続く
EFE通信によると、Renfe筋は13日朝、一部の列車の発車に「軽い遅れ」が出ていると説明した。elDiario.esによると、Renfeは、単線運転と速度制限で、路線が運べる列車の数が減っているとしている。線路を管理するAdifは12日夜、焼けた列車を撤去するまで単線運転が必要だと発表しており、13日朝の時点で、撤去の時期は発表されていない。Adifが12日夜に示した単線の区間は「リクラ〜プラセンシア・デ・ハロン」で、13日にRenfe側の話として報じられた区間はアリサ〜プラセンシア・デ・ハロンになっている。違いの理由を説明した報道は見当たらない。
時刻が変わった主な列車
elDiario.esが主な変更としてまとめたRenfeの発表によると、朝のマドリード発は、6時57分発が7時57分に、フィゲラス行きの7時27分発が8時27分にずらして運行された。13日朝にRenfeが伝えた予定では、この後もマドリード発は10時27分発が11時27分に、13時57分発が14時57分に、15時27分発が16時27分に、17時27分発が18時27分になるなど、多くが約1時間遅れの発車を予定している。バルセロナ発は、9時55分発が11時に、16時25分発が17時25分に、18時25分発が19時25分になるなど約1時間遅れの列車のほか、13時27分発が14時に、15時発が15時25分になるなど25〜33分ほどの遅れの列車もある。カタルーニャの通信社ACNによると、Renfeは遅れをできるだけ小さくするため運行を組み直したという。乗る列車の時刻は、Renfeのアプリやウェブで確かめたい。IryoとOuigoの13日の運行状況は報じられていない。Adifは12日夜、利用者に各運行会社の最新情報を確かめるよう呼びかけた。
12日はRenfeの発表で33本・約1万3,000人に影響
Renfe幹部のセルヒオ・ブエノ氏が示した数字では、12日は列車33本、1万2,979人に影響が出た。同じ線路を使うIryoとOuigoの列車が含まれるかは示されていない。始発駅を出られなかった列車が18本、途中の駅で止まった列車が14本だった。燃えた列車の乗客は、Renfeによると283人(380人とする報道もある)で、けが人はいなかった。メトロポリによると、出火の原因は分かっておらず、Renfeが調べている。12日の経緯はこちらの記事で伝えた。













