カタルーニャ州独立問題を担当する同州出身の最高裁判所判事パブロ・ヤレナの家の玄関に、独立推進民間組織アランが黄色いペンキをぶちまけ、その犯行現場をツイッターで公開したことが分かった。
被害に遭ったヤレナ判事の家は、カタルーニャ州バルセロナ郊外のサンクガットにあり、独立推進民間組織アランが玄関に黄色いペンキをぶちまけた。
「アラン」とは、州議会に4議席を所持する反資本主義反体制を標榜する人民統一候補(CUP)から派生した、独立を求める青年民間組織で過激派。
ヤレナ判事は8か月前にもジローナ県にある家の前の道路に同判事を中傷する文言が書かれていた。
また、「黄色」のペンキが選ばれたのは、独立運動を推し進めていた元州政府首相・大臣らの解放を呼び掛ける象徴である「黄色いリボン」からきている。