カタルーニャ州議会議長ジョルディ・サンチェス被告人を再度次期州首相候補に指名

カタルーニャ州議会ロジェール・トレント議長は6日、次期州首相候補としてジョルディ・サンチェス被告人を次期州首相候補に指名したことが分かった。
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議会が表明したところによると、4回目となる次期州首相候補を決定するための議会会派代表らとの(電話)会談を行い、カタルーニャ独立推進民間組織ANCの前会長で一緒にカタルーニャのために党(JxCAT)立候補リスト2位のジョルディ・サンチェス被告人を次期州首相候補に示した。

現在サンチェス被告人はスペイン司法当局により(最高裁)反乱・扇動・公的資金横領の容疑でマドリードのSoto del Real拘置所に逮捕拘束されている。
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同被告人が次期州首相候補として指名されるのは今回で2回目。 前回は、逮捕拘束されているにも拘らず次期州首相候補に指名されたものの、今年1月27日に憲法裁判所が「次期州首相候補は、開催される信任議会に出席しなければならない。」という判断を下されていた中、最高裁判所が同被告人の保釈を棄却したため、信任議会に出席することができず議長はやむなく信任議会の中止を決定した。

しかし、今回再度同被告人を指名した背景に3月下旬国連自由権規約人権委員会がスペイン政府に対し「ジョルディ・サンチェスに対し、政治的権利を行使できるよう保証するべきである。」との見解を示した。 この判断に対し、スペイン司法当局は「同委員会は司法機関ではないことから、法的な拘束力はない。」と見解を示しながらも、意見として重く受け止める姿勢を示した。
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この国連自由権規約人権委員会の判断に基づき、ジョルディ・サンチェス被告人を次期州首相候補に指名することにより、独立派の首相選出を狙う。

ただ、同じ独立派ながら反資本主義・反体制を標榜する人民統一候補(CUP)は、次期州首相はカルラス・プッチダモン前州首相被告のみであり、信任投票議会では「棄権票」を投じる構えであることを表明している。

これにより、ジョルディ・サンチェス被告人が次期州首相に選出されることは不可能となるが、(賛成票が65票(独立派会派) 棄権票が4票(CUP) 反対票が65票(そのほか護憲派会派))、ベルギーに逃亡中のトニ・コミン前州保健相が議員を辞任することにより、賛成票が66票となり、ジョルディ・サンチェス被告人が次期州首相に選出される。
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州議長は来週中に信任議会の開催を行うと発表しているが、詳しい日程に関しては今のところ不明。

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