マドリードの展示施設サラ・アルカラ31で開催中の「Mitologías modernas: Ouka Leele & Co」は、10月18日(日)が案内上の最終日となる。マドリード州の現行案内では入場無料、日曜の開館時間は11〜14時で、閉館10分前から退場が始まる。写真家Ouka Leeleらの作品を通じ、1980年代のマドリードの美術と神話の関係をたどる企画展だ。7月2日から続く展示の会期末であり、18日に始まる新企画ではない。時刻はすべてスペイン本土の現地時間。
100点超でたどる、写真・絵画と神話
州の展覧会案内によると、出発点となるのはOuka Leeleが1987年にシベーレスの噴水で行った、ギリシャ神話を題材とする演出と撮影だ。写真、絵画、当時の視覚文化が交わる場面から、古い物語が新しい表現に取り込まれた過程を紹介する。
美術媒体hoyesarteの7月3日付記事も、会期を18日まで、展示を100点超と紹介している。Ouka Leeleだけの個展ではなく、エル・オルテラノ、セセペ、カルロス・フランコ、シグフリド・マルティン・ベゲらの作品が並ぶ。企画を担当したのはフリオ・ペレス・マンサナレス。
10月6日付の美術誌MAKMAの独自インタビューでは、担当者が当時の芸術を「モビーダ」という流行の呼び名だけで捉えず、作品が何を語るかを見直す意図を説明した。神話を共通の糸口に、異なる作家のつながりを見る展示といえる。
13時50分から退場開始、団体は別条件
会場の住所はアルカラ通り31番地。18日は日曜のため、火〜土曜の20時30分閉館とは異なる。14時が閉館で、13時50分から退場が始まる計算になる。これは公式案内の閉館と退場開始を整理したもので、「13時50分まで入れば十分見られる」という意味ではない。
州は一般向けに自由・無料入場と案内する一方、10〜19人の団体は電話での事前予約が必要としている。無料という点だけを見て、団体にも同じ入場条件が当てはまると考えないようにしたい。来場前には公式ページで会期と時間を確認し、見学時間に余裕を持って出かけたい。
日本の読者への解説
会期最終日と施設そのものの閉鎖は別の話だ。今回期限を迎えるのはこの企画展であり、サラ・アルカラ31全体の営業終了を知らせるものではない。日曜の短い開館時間と退場開始の条件を先に押さえると、旅程を組みやすい。マドリード近郊では、エスコリアルの絵画・建築博物館の年末までの無料公開も別記事で紹介している。施設ごとに対象と期限を確認したい。













