スペイン前国王国外移住 サンチェス首相「憲法上全く問題ない」

8月3日突如発表されたホアン・カルロス1世前国王の海外移住に関し、ペドロ・サンチェス首相は4日記者会見を開き、憲法上問題ないと発言し擁護した。

会見でサンチェス首相は「スペインは安定と頑丈な制度が必要であり、それは模範的で透明性と再生により保証されなけらばならない。 王室による行動は適切であると考えている。」とし、今回の前国王の海外移住は憲法上問題ないとの考えを示した。

また、中央政府は現在左派スペイン社会労働党(PSOE)と急進左派ポデモス党の連立政権で運営されているが、今回の国王の決定に関する情報が事前にポデモス党に流れなかったことに関し、サンチェス首相は、フェリペ6世現国王と首相の会話内容は秘密であるとし、詳しくは公表しなかった。

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