本日予定されているカタルーニャ州首相信任議会に先立ち、独立派会派カタルーニャ共和主義左翼(ERC)議員ロジェール・トレント州議会議長が記者会見を開き、ブリュッセルに逃亡中のカルラス・プッチダモン前州首相被告が州議会に出席できるよう憲法裁判所に申し立てた件に関して、憲裁の判断が出るまで、信任議会を延期することを発表した。
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1月30日10時過ぎに記者会見を開いたロジェール・トレント州議会議長は、中央政府から憲法裁判所に訴えられた「カルラス・プッチダモン前州首相被告の欠席信任議会中止」の判断に関して、「法の詐欺」(Ley de Fraude)と批判、昨年12月21日に行われたカタルーニャ州地方選挙の結果、次期州首相候補はカルラス・プッチダモン前州首相被告のみと判断したうえで、「力を尽くして民主主義と州議員の権利を守る」と発言。
憲法裁判所は先週土曜日に、カルラス・プッチダモン前州首相被告が欠席した次期州首相信任議会の中止を命令。 これに対し、一緒にカタルーニャのために党(JxCAT)は憲裁に対し議員特権を持ってカルラス・プッチダモン前州首相被告が出席できるよう申し立てた。
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今回の議長の判断は、この申し立ての判断を待ってから州議会の開催の判断を行う。
カルラス・プッチダモン前州首相被告は、全国管区裁判所より反乱・扇動・公的資金横領等の容疑で逮捕拘束令状が出されており、信任議会に出席するためにスペインに帰国した場合、即逮捕拘束される。
一方、憲法裁判所は1月30日11時からJxCATから提出された申し立ての判断を行う。