カタルーニャ独立推進民間組織ANC会長、OmniumCultural会長、前州内務大臣が最高裁判所に釈放求め陳述「一方的な独立宣言は象徴的なものだった。」と証言

反乱・扇動・公的資金横領等の容疑で逮捕拘束されているカタルーニャ独立推進民間組織”カタルーニャ国民会議”(ANC)会長ジョルディ・サンチェス、OmniumCultural会長ジョルディ・クイシャルト、ホアキン・フォルン前州内務大臣がそれぞれ釈放を求め最高裁判所に出頭し、「カタルーニャ州の分離独立を問う住民投票は、スペイン中央政府が実施を宣言するべきだ。」と証言したことが11日、分かった。
PR


地元メディアが伝えたところによると、カタルーニャ独立推進民間組織ANCの会長で去年実施されたカタルーニャ州地方選挙で第二党となった独立派会派”一緒にカタルーニャのために党”(JxCAT)から立候補リスト第二位で出馬したジョルディ・サンチェス被告は、「(カタルーニャ州の)一方的な行為で独立はできないと考える。」と証言。 

憲法を遵守し、もし州政府が再び”一方的な”行動を行った場合は、「獲得した議席を返上する」と発言したほか、治安警察(グアルディア・シビル)と国家警察(ポリシアナショナル)が”一方的な分離独立を問う違法な住民投票”を阻止するために行った”アヌビス・オペレーション”の枠組の中で9月20日と21日にバルセロナで行われた一斉摘発に対抗して、独立派市民を集めて扇動し、3台の治安警察車両を破壊したことに関し「公徳心に基づき活動していた。」とし、暴力行為を目指してはいなかったと証言。

また、独立運動に関して2015年2月から”独立のための道”計画に基づき、独立派会派カタルーニャ共和主義左翼(ERC)と前カタルーニャ州首相が党首を務めていたCDC、及びANCとOmniumCulturalが独立運動を主導していたと証言した。

PR


一方、OmniumCultural会長ジョルディ・クイシャルトは、「政治家ではないし、政治家になりたいとは思わない。」と発言。(去年の地方選挙には出馬していない。) 「一方的な住民投票で独立することはできないと思う。」「唯一、合法である住民投票はスペイン中央政府が実施を宣言したものだけである。」と発言。

最後にホアキン・フォルン前州内務大臣が出廷した。 フォルン被告はJxCATから出馬しているが、入閣することは無いと発言し、如何なる大臣職にもつかない意向を示した。 また、「確かに憲法に違反する行為はあった。 しかし、それらの行為は何らかの評価をされるべきである。」と発言。 更に、「大臣として常に中央政府との合意をしなければならないと指摘し続けていた。」と証言。 モススダエスクアドロ自治州警察の昨年10月1日における任務放棄ともいえる行為に関して、フォルン被告は「警官らは命令を遂行しなければならず、命令を守らないように指令を下したことは無い。」と発言し、その職務を全うしたことを強調。 中央政府が増援部隊をカタルーニャ州に送ったことに関して「政治的な紛争を解決するためとして賛成できない。」と批判。

一方的な独立宣言に関してフォルン被告は「票を投じていないし、署名もしていないし、法的拘束力はない。 政治家として、国家の最高法である憲法を遵守する。」と証言した。

この三人が収監されてから裁判官の前で口を開くのは今回が初めて。 逮捕拘留された当初は発言を拒否していた。

おすすめ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください