バルセロナ・ラバル ヤシの木が折れて落下 20歳女性が死亡

地元メディア報道によると3日、バルセロナのラバル地区のホアキン・コスタ通りとエミリ・ベンドレル広場に植えてあるヤシの木が数メートルの高さから折れて落下、下にいた20歳女性が死亡したことが分かった。 ほぼ即死だったとのこと。

事故発生地にはバルセロナ市警察や消防などが駆け付け、発生後5分ほどで3台の救急車が派遣された。 バルセロナ市消防局のジョアン・カルレス・セハルボ局長は、「救急スタッフが急行し、到着時に死亡を確認した。」と発言。

この事件より警察と消防は現場を封鎖し司法当局と共に更なる事故を防止するため他の木の調査を開始。 また、カタルーニャ州警察は事件を解明するために調査を開始した。

バルセロナ市のジャウメ・コイボニ新市長は20歳の女性の家族と友人に対し「哀悼の意を表し」、この悲劇的な事故の現場に駆け付けた救急の対応に感謝の意を評した。

バルセロナではヤシの木が折れて人命を奪うのはこれが初めてではない。 2020年8月末、シウダデーヤ公園でヤシの木が折れて落下しベンチに座っていた41歳男性に直撃し死亡していた。

コメントを残す