燃料価格高騰を受け今年2022年9月にスペイン中央政府が決定した公共交通機関補助により、スペイン中距離鉄道が無料になるなど、スペイン全国の公共交通機関が一斉に値下げしたうえ、今週火曜日にも中央政府は2023年第一四半期に関して公共交通機関の30％値下げを決定した。　しかし、中央政府が補助金を出すのは州政府に対してであり、大都市交通局（Autoritat del Transport Metropolità )には支払われない。　これにより、T-Casualの控除を今年いっぱいで終了し、来年一月から通常の11.35ユーロで販売されることになった。

一方、T-Usual とT-Joveは控除が引き続き適用され、来年第一四半期中は安く購入することができる。

2022年に購入した、T-Casual（T-10）以外の旅券は2023年中利用することができる。　2022年に7.95ユーロで購入したT-Casualは、2023年1月15日まで利用することが可能。　また、それ以降も利用したい場合は、差額を支払うことで2023年3月31日まで利用することが可能となるほか、一度も使用しなかったT-Casual（T-10）だった場合は、窓口で払い戻しが可能。