スペインにおけるHuelga Japonesa、いわゆる「日本式ストライキ」といえば、ストで抗議運動を行う代わりに、めちゃくちゃ仕事をし、規定の生産量を大きく上回る事により余剰在庫を会社に抱えさせて損失を与えるという「日本人は働き者」から来る都市伝説であるが、この度スペイン北東部バスク州ビルバオ市で、自治体警察がこの「日本式ストライキ」を行っているということで、現地の話題を集めている。
現地報道によると、ビルバオ自治体警察労働組合は現在警察官が不足しており、市議会へ対策を講じるよう求めているが、応じられていないとのこと。 これを受け、市議会内で下着姿になった警察官が抗議するなど、市長の辞任を求めている。
ビルバオ警察は、小さな歩道を赤信号でわたる歩行者に罰金を課すなど、いつもは黙認されるような小さな違反全てに罰金を課すという、スペインで言うところの「日本式ストライキ抗議」’Helga Japonesa’を行っていると報道されている。