スペイン 半数以上の人がパンデミックを心配していないことが明らかに (カルロス3世病院調べ)

世界保健機関が関係各国で実施しているアンケート調査で、スペインにおいて約60%の人が、パンデミックを「全く」心配していない、もしくは「少しだけ」心配していると回答したことが分かった。

スペインで行われているこのアンケート調査は、2020年5月から行われており、今回で12回目となる。

12回目の2022年9月にスペイン国内18歳以上の男女1051人を対象に実施されたアンケートによると、今回パンデミックが心配かどうかの問いに、59%の人が「全く」心配していない、もしくは「少しだけ」心配していると回答し、前回5月に実施された調査の49%を超え、調査開始以来初めて過半数を上回った。

ワクチン接種に関しては、93%が何等かのワクチン接種を行い、そのうち55%がブースターを接種。 

現在スペインでは、薬局、病院、介護施設などの医療施設、タクシーを含む公共交通機関でのマスク着用は義務化されているが、屋外では基本的にマスクは着用しておらず、人がたくさんいる場所でもアジア人以外でマスクを着用している人を見かけるのは稀な状況になっている。

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