スペイン 夜間外出禁止令発令中 本日発表されたクリスマスシーズンの各自治州政府の規制強化内容

新型コロナウイルス第2波感染拡大抑制政策としてスペイン中央政府は各自治州政府に市民の移動規制などの判断を委任。 この決定を受け各自治州政府は来年1月中旬までの規制法案を決定、来週月曜日から実施される。 各自治州における主な規制法は以下の通り。 (ブルブハ:Burbuja(泡、ドーム)報道や政府発表などでは、同じ住居に住んでいる家族、同居人の事を指す。)

バレンシア州
集会人数規制
集会は6人までで、ブルブハは2組まで。
夜間外出禁止時間
1月15日まで23時から禁止。 ただし12月24日と31日は深夜24時から夜間外出禁止。
移動制限
1月15日まで州境を封鎖、家族への訪問などが禁止される。(前回までは、クリスマス及び年末年始は訪問が許可されていた。)

カタルーニャ州
集会人数規制
クリスマス、年末年始(12月24日、25日、26日、31日、2021年1月1日、6日)はブルブハ2組まで、10人まで集まることができる。 それ以外は1月11日まで6人まで。
夜間外出禁止時間
従来通り22時から6時まで。 但し、12月24日、31日は25時から。 2021年1月5日は23時から。
移動制限
州内外への移動に関しては、家族、血縁者への訪問などが許可される。 州内自治体間の移動はブルブハが別荘などへの移動、予約したホテルへの移動などが許可される。
その他
バル、レストランは店内の飲食可能時間を7時30分~9時30分、13時~15時30分までに規制。 夕食利用客は、19時から22時の間のみ店内でテイクアウトを利用することができる。 配達の場合は23時まで可能。 この措置は少なくとも1月11日まで行われる。
ショッピングセンター内の飲食店、ジムは休業命令。
ジム内では現行の制限に加え、室内の運動にマスク着用が義務化。 これにより、激しい運動ができなくなる。 屋外での活動ではマスクは不必要。
ジムや文科系施設への入場は現状と同じく30%の入場制限。 映画館や劇場は50%。
今回の制限措置は、12月21日から2021年1月11日まで実施され、12月28日に再評価される。

マドリッド州
集会人数規制
6人まで。 ブルブハは2組まで。
夜間外出禁止時間
0時~6時まで 12月24日と31日は25時30分から翌日6時まで。
移動制限
12月23日から1月6日まで州境を封鎖。 他の州と同様、仕事、通学、司法上必要な場合、高齢者介護などは州を出入りすることができる。 また、他の州からマドリッド州に家族が集まるため(パーティーなどではなく、一時的に住居を移転するため)の移動は許可。 州内の移動制限はZBS(Zona Básica de Salud)の規制に準拠する。
その他
エンリケ・ルイス・エスクデロ州政府保健相「飲食以外の時間は自宅にいてもマスクを外さないことをオススメする。」

カナリアス州
12月19日から1月1日までテネリフェを封鎖。 テネリフェでは22時から夜間外出禁止。 ただし25日と31日は24時30分から夜間外出禁止。 更に、同島ではクリスマスと年末の集会を6人までと規制。
その他の島でも24日、25日、31日、1月1日、6日の食事に6人までしか集まることができない。(但し0~6歳児はカウントされない。)
夜間外出禁止時間
24日と31日は25時30分から夜間外出禁止
その他
カナリアス州への渡航者には72時間以内のPCR検査陰性証明書の提示義務が課せられていない。

バレアレス州
12月20日から、旅行者はPCR検査陰性証明書がなければ州内に移動できなくなる。 ただし、居住地がバレアレス州内の場合、PCR検査が渡航元で無料で受けられる、もしくは抗原検査を州内で受けられる、もしくは10日間の隔離措置を無料で受けることができる。
マヨルカ島では、12月28日まで夜間外出禁止が22時から開始される。(クリスマスも含む)
バルやレストランは週末、休日、祝祭日の前日は18時までの営業。 テラス席75%の入場規制でテラス席のみ営業許可。
集会人数規制
マヨルカ島は6人まででブルブハは2組。 イビサ、フォルメンテーラ、メノルカは10人まで。(1時30分から夜間外出禁止)

カスティーリャ・ラ・マンチャ州
集会人数規制
6人まで。 24日夜、25日、年末年始は10人まで。 ブルブハは例外。
夜間外出禁止時間
24日、31日は25時30分から外出禁止。
その他
12月23日から1月6日まで、家族への訪問目的のみ州内に移動できる。

ガリシア州
集会人数規制
6人まで。 ただし、10歳以下はカウントしない。 2家族以上の集会は行わないよう要請。
夜間外出禁止時間
23時~6時まで。 24日、31日は25時30分から夜間外出禁止。

ナバーラ州
集会人数規制
6人まで。 24日と31日は10人までで、ブルブハは2組まで。
夜間外出禁止時間
24日と31日は25時30分から夜間外出禁止。
移動規制
23日から26日まで、30日から来年1月2日までの期間、家族への訪問のための州内の移動が許可される。 それ以外は州封鎖。

アンダルシア州
集会人数規制
6人まで。 24日、25日、31日、1月1日は10人まで集まることができる。

夜間外出禁止時間
24日、31日は25時30分から夜間外出禁止。
移動規制
12月23日から来年1月6日まで、家族への訪問のための州内移動は許可。

アラゴン州
移動規制
12月23日から26日、12月30日から1月2日の期間、州への移動が可能。12月21日からサラゴサ、ウエスカ、テルエルへの移動も許可される。
集会人数規制
6人まで。
夜間外出禁止時間
24日、25日、31日、1月1日に関しては1時30分~6時まで。

アストゥーリアス州
集会人数規制
6人まで。 24日、25日、31日、1月1日、6日は10人までで、ブルブハは2組まで。
夜間外出禁止時間
23時から6時まで。 24日、31日は25時30分から夜間外出禁止時間。
移動規制
家族への訪問のための州内外への移動は可能。

カスティーリャ・イ・レオン州
集会人数規制
24日、25日、31日、1月1日は10人まで家族が集まることができる。 ただし、親族は含まれない。
外出禁止時間
22時~6時。 24日、31日は25時30分から夜間外出禁止。
移動規制
1月10日まで州封鎖。 ただし、23日~26日、30日から1月2日の間は家族への訪問が可能。
その他
バル・レストランは、24日と31日は22時に閉店しなければならない。

ムルシア州
集会人数規制
6人まで。 23日~1月6日までは10人までで、ブルブハは2組まで。
外出禁止時間
23時~6時。 クリスマスシーズン中(24,25,31日など)は25時30分から夜間外出禁止。
移動規制
州封鎖。 ただし、クリスマスシーズン中は自治体間の移動は可能。 また、23日から1月6日までは、家族や親族への訪問のための州内外への移動が可能。

エストレマドゥーラ州
集会人数規制
24日、25日、31日、1月1日、公共の場、自宅、ホテルなどで行われるパーティーは10人まででブルブハは2組まで。
夜間外出禁止時間
18日、19日、24日、31日は25時30分から夜間外出禁止。
その他
飲食は18日、19日、24日、31日に関して、夜中25時まで店を開けることができる。

バスク州
集会人数規制
10人まででブルブハは2組まで。
外出禁止時間
22時~。 24日、31日は25時30分から夜間外出禁止。
移動規制
12月23日~26日、30日から1月2日までの期間、州内に移動可能。 ただし、何処に滞在するかの証明を明示する必要がある。

カンタブリア州
集会人数規制
6人まで。 24日、25日、年末年始は10人まででブルブハは2組まで。
夜間外出禁止時間
22時~6時 24日、31日は25時30分(1時30分)から外出禁止時間。
移動規制
現行の州封鎖を継続。 23日、1月6日は家族、親族への訪問のための移動が可能。

リオハ州
移動規制
1月15日まで州封鎖。 23日~26日、30日から1月2日までの期間は、家族や親族への訪問のための移動が可能であるが、証明書の発行などが義務付けられる。
集会人数規制
6人まで。 24日、25日、31日、1月1日は10人まで。
夜間外出禁止時間
24日、25日、31日、1月1日は25時30分から外出禁止時間。

セウタ自治都市
集会人数規制
6人まで。 24日、25日、31日、1月1日は10人まで。
夜間外出禁止時間
24日、31日は25時30分から夜間外出禁止。メリリャ自治都市
集会人数規制
6人まで。 クリスマスの祝日は10人まで。
夜間外出禁止時間
23時~6時まで。 クリスマスの祝日は25時30分から夜間外出禁止。

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