スペイン 2019年3月に新型コロナウイルスの存在を確認と発表 バルセロナ大学調査

地元メディアの報道によると2020年6月26日、スペイン北東部カタルーニャ州のバルセロナ大学が発表したところによると、2019年3月にすでに新型コロナウイルスSARS-CoV-2が存在していた可能性があることが分かった。

報道によると、バルセロナ大学は査読前の論文を掲載するmedRxivに、2019年3月にすでにSARS-CoV-2のゲノム配列を確認したとする論文を掲載したとのこと。

研究調査はフランス資本のバルセロナ水道局Aigües de Barcelonaの協力の元行われ、2018年1月から2019年12月までの間の、冷凍保存されていた「下水」から発見された。

発表によると、調査が行われた下水のサンプルのうち、2019年3月12日のものに、少量ではあるがPCR検査によりSARS-CoV-2のゲノムが検出されたとのこと。

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