スペイン中央政府サルバドール・イージャ厚生大臣は5日記者会見で、段階的外出制限緩和措置フェーズ1となっているマドリード州、バルセロナ市を含むカタルーニャ州都市部及びカスティーリャ・イ・レオン州の一部地域に対し、6月8日月曜日からフェーズ2への移行を承認した。
また、アンダルシア州、アラゴン州、アストゥーリアス州、バレアレス諸島、カンタブリア州、エストレマドゥーラ州、ガリシア州、ラ・リオハ州、ナバーラ州、ムルシア州、バスク州、カナリアス諸島、メリリャ自治都市等がフェーズ3へ移行し、国内の約52%がこのフェーズになる。
フェーズ2に移行することにより、「散歩」や「運動」の外出時間制限が一部解除されるほか、集まることができる人数が10人から15人にまで拡大される。
また、フェーズ2では65歳以上の高齢者向け優先時間を設け、尚且つ40%の入場制限を行いショッピングセンターが再開される。 バルやレストランでは、立って利用するカウンター席以外で、店内での利用が可能となる。
更に映画館、劇場、図書館等は30%の入場制限、文化的な催事では、屋内で最高50人、屋外では400人までの入場制限で許可される。