スペイン中央政府は定例記者会見を開き、内務省が非常警戒体制発令から本日まで88人を逮捕し、約6万9千枚のマスクなどをマドリード・バラハス国際空港で接収したと発表した。
スペイン国家警察ホセ・アンヘル・ゴンサレス局長は、非常警戒体制発令による外出制限などで、市民はおおむね政令を守っていると発表。 しかし、現在までに国内の数か所で警察の命令不服従などで73人を逮捕したとのこと。
また、陸路国境封鎖で、命令に従わなかったとして2人を逮捕。 一方、スペイン治安警察の発表によると、国境で国内への入国拒否が834件あり、15件で重要な命令違反があったため逮捕したと発表。
このほか、治安警察はマドリード・バラハス国際空港で輸送中だったマスク68,913枚、ゴーグル5,053個、手袋5,816枚を接収した。 また、インターネットでマスク1,132枚を販売しようとしたものを販売停止した。 更に、エクアドルから発送された外科用マスク7,936枚をムセル港で接収。
会見で国家警察ゴンサレス局長は、非常警戒体制発令中に失効するDNIは一年延長されるが、パスポートはされないと言明。
防衛省では、現在2,600人の軍人が48の地域で任務を行っており、空軍などもこれに加わる。
空港で医療品を接収するグアルディア・シビル