2018年少なくとも82人の記者が殺されていたことが明らかに(国境なき記者団発表)

国境なき記者団の発表によると、2018年1月1日から12月28日まで、全世界で82人の記者が殺されたことが分かった。

この82人には、専門としての記者のほか、専門外として記者活動を行っている人、およびマスメディアと協力していた人物も含まれているとのこと。 

このほか、348人は逮捕拘束中、60人は拉致、3人が行方不明であることが同団体の発表により分かった。

また、国別にみると、アフガニスタンで16人(1位)、シリア11人(2位)、メキシコで9人(3位)の記者が殺害された。 

昨年当局によって拘束された記者の数は、昨年の326人から22人増加。 特にサウジアラビア、中国、エジプト、イラン、トルコなどの国が記者への逮捕拘束者数が高い国となった。

「法治国家を欲しているのであれば、記者が存在しなければならない。 合理的な批判のない社会では法治国家となりえない。 そして合理的な批判とは、法が可決されるその理由、どこから資金が来たのかをきちんと調べる健全な記者が必要である。」(ティモシー・スナイダー)

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