カタルーニャ州都バルセロナ市で来年一月から自転車の歩道走行が基本的に禁止となる。 これは、同市が自転車専用レーンを約200キロメートル分増設、歩行者とのトラブルを避けるための措置。
自転車が歩道を走行できるのは以下の場合
-自転車専用レーンが「ない」状況で、歩道の幅が5メートル以上あり、通行できる幅が3メートル以上の場合(テラス席などで3メートル未満になった場合は走行不可)
-自転車専用レーンが「ない」状況で、夜10時から朝7時の間、歩道の幅が4.75メートル以上ある場合のア・シャンプラ地区
-12歳以下の自転車利用者を同伴するため
-歩道上に自転車専用レーンがある場合
現在バルセロナ市では自転車専用レーンの増設を進めており、現在では合計約1,000キロメートルまでに及ぶ。
これらに違反すると、100ユーロから500ユーロの罰金が課せられるが、数日間は警察による指導がはいるため、いきなり罰金となることはない。