全国裁判所が王族に対し「マフィア、買春野郎、汚職野郎」と罵っても”表現の自由”と判断

スペイン全国管区裁判所は17日、ツイッターにて王族に対し「この家族は買春野郎で、犯罪者で、マフィアで租税回避地を利用した汚職で、王族の売春婦」と罵った件に関し、誹謗中傷ではなく、「批判」であり、表現の自由の範囲であるとの判断を下したことが分かった。

ツイッターに記載されたスペイン語は以下の通り。
“esta familia de puteros, criminales, mafiosos, corruptos, con fortuna en paraísos fiscales, los Borbones de la perra”.

このほか、王族を批判する曲を発表したラッパーのミゲル・アレナス・ベルトランは2017年に全国管区裁判所より王族誹謗中傷、テロ行為などの罪で3年6か月の懲役と3千ユーロの罰金を課せられたがベルギーに逃亡。 今週月曜日にベルギー当局は、スペイン当局からの身柄引き渡し請求(ユーロオルデン)に対し、そのような罪は認められないとして、身柄引き渡しの拒否を決定。

さらに、2007年に国王の写真を燃やした二人の青年が、スペイン最高裁判所より同じく王族への誹謗中傷罪で2,700ユーロの罰金刑を課せられていたが、今年3月欧州人権裁判所はこの決定に対し、「王族の写真を燃やす行為は王政への政治的批判行為である」とし、表現の自由の範囲内であると判断した。

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