キム・トーラ新州首相第18回地中海競技大会開会式に出席を表明も中央政府による式典などには欠席を表明

4年に一度地中海沿岸諸国が参加する国際総合競技大会「第18回地中海競技大会」の開会式が本日夜21時より執り行われる。

例年通りであれば昨年開かれるはずであったこの競技大会は、スペイン中央政府の出戻り総選挙の影響で予算が決まらず、今年にずれ込んでいた。

タラゴナ県で行われる地中海競技大会の開会式にはスペイン国王フェリペ6世およびスペイン中央政府ペドロ・サンチェス新首相が参加するほか、カタルーニャ州政府キム・トーラ新州首相も参加を表明した。

22日12時30分に記者会見を開いたキム・トーラ新州首相は「中央政府が開催する式典には出席しないし、州政府が開催する式典には国王らを招待しない。」「国王の出席はカタルーニャ州の決定ではない。 なぜならばカタルーニャ州はスペイン国に従属しているわけではない。」「タラゴナ県は我々の家(の一部)であり、これ以上の迫害を許さないため開会式に出席する。」「(カタルーニャ州の分離独立を問う違法な住民投票)1-Oで共和国建国派が勝利。 27日には共和国建国を宣言。 そして12月21日州選挙では再度共和国建国派が勝利した。」などと語った。

また、21日にキム・トーラ新州首相は本日の開会式を利用し、フェリペ6世国王との会談を申し出ていたが、これを拒否されていた。

一方、ペドロ・サンチェス新首相とキム・トーラ新州首相の会談は7月9日首相官邸で行われる予定。
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